翔:瑞希…
和:こんな俺じゃもうダメか…?
貴: …帰って……
和:瑞希…
なんでだろ…
自然に体が貴方を避ける…
貴:やめて…ッ……
そんな汚い手で
触らないで……
和くんは静かに部屋を出て行った…
モヤモヤする…
やだ…
気持ちより先に体が動いた
貴:待っ
手首を捕まれ
翔くんは
翔:行くな…
私はその場を動くことが
できなかった…
和:ッ………
女:和也さん?
和:優子さん…
でもやっぱり今…今行かなきゃ
ダメな気がする…
貴:私…行かなきゃ…
翔:え?
翔くんの手を振り払って
私は走った
貴:和くッ………
女:どうしたの?
泣いてるの?
和:いえ…大丈夫ですから…
女の人はこっちをちらっと見た。
その視線に和くんも気付いたらしい…
なんか自分が恥ずかしい…
あんなに大人でお似合いの2人を
前に何やってるんだろ…
ゆっくりと足が後ろへと戻る。
私の体が判断しているのだ。
貴:和くん…
バイバイ…。
小さな小さな声でその言葉を残し
私はその場を去った…