青い薔薇の精
A Fairy Tale

明日海りお様の退団公演
青い薔薇の精は
ポスターもお顔の美しさを
前面に押し出していて
はじめのころは
置かれたら瞬殺で
リーフレットすら手に入らない状態。

みりおちゃんのチェキ写真を
大行列にならんで購入してくださった
emiさんにチェキ一枚につき一枚
規制だったけどもらえたの!!と
チェキと共に大劇場のリーフレットをプレゼントされ
深く感謝するとともに
みりおちゃんの人気の高さを喜びあったものでした。

東宝初日をみに行けるという
大幸運にも恵まれました。
普段よりスーツの方々が大変多く、
SS最前方部ではご挨拶も盛んで
重々しい雰囲気の客席でした。

宝塚を好きな方は
おいくつになっても
清く正しく美しくを体現すべく
努力に努力を重ねるフェアリーが存在する
夢のような世界があることを信じている
夢見がちな少女のままのお心を
おもちの方ばかりだと思うのです。

青薔薇の精は
受け手側に高い感受性を要求するので
外部では成立が大変難しく、
純粋な気持ちを持つ観客が多い
宝塚でしかできない演目だと思いました。


愛、夢、信じる気持ちと綺麗な言葉が並んだ
台詞は空虚に響く恐れが大変多く
ある意味おそろしいものばかりでしたが、
舞台の熱量はそれを遥かに上回り、
私達の世界に本当に妖精が存在することを
信じさせてくれました。

気持ちが純粋であればあるほど
泣けます。
退団公演とかそういうの吹っ飛ばして

エルの愛に泣ける
舞台の上にある美しい世界に泣ける。

バーチャルな映像に助けられることなく
演技だけで妖精の存在を確信させてくれる
まさに奇跡の舞台は
真ん中に明日海りお様が
存在するからこそ
生まれえたのだと思いました。




ショーも号泣でした。

#明日海りお
#青い薔薇の精