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先週の伊藤恵さんに引き続き、
伊藤恵さんのお弟子さんでもある
北村朋幹さんの
ベートーヴェン ソナタ第28.29番を聴きに行ってきました


(よりによって、ハンマークラヴィーア)
北村さんなので、頑張りました


私の、北村さんのピアノへの想いが暑苦しいので…
(でもサイン会は気後れして並べないんです)

お時間のある方、お付き合い下さい

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昨年、北村さんのピアノを聴く機会がありましたが、(過去記事)
お若いのにとても落ち着いていて、曲に対する真摯な姿勢がそのまま演奏にも現れていて、素晴らしかった
特にブラームス、泣けました


今日のベートーヴェンも
1音入魂の北村さんの演奏に
心を揺さぶられました

28番 
1楽章の優しい響きに包みこまれ、
2楽章 軽快な、でもしっかりしたリズム、
3楽章 後半のフーガの部分の勢い、力強さに圧倒されました


29番(ハンマークラヴィーア)
壮大すぎるんですけど…
40分はかかりますから

3楽章の長い(私には難解な)アダージョ…
頑張って聴きました
柔らかな和音が美しい…
そこに光が射すようにクリアなメロディが品良く聴こえてくるので、その度にゾクッとします

そして4楽章のフーガ、ドキドキしてしまいました…凄すぎて




弾ききってすぐに椅子から立ち上がられましたが、お疲れの様子…

聴いてるだけでもヘトヘトなのに、
これを演奏するって…
とても華奢な方なので、心配になってしまいました 

演奏後、ハンマークラヴィーアにまつわる楽しいお話もして下さいました



北村さんのテクニックには足元どころか、つま先に触れることも出来ませんが
あの沢山の音色のどれかに、
ほんの少しでも近い音を出してみたいです



次は是非、近現代…特にラヴェルが聴いてみたいなぁ





来月は田部京子さん、外山啓介さんを聴きに行く予定です

こちらも楽しみです


    


    手紙kanon_piano_s@yahoo.co.jp