This calls for wisdom. Whoever is intelligent can figure out the meaning of the number of the beast. Because the number stands for a man's name. Its number is 666 (Revelation13:18)
2025年11月19日(水)
出張校正2日目。
昨日、月島で大江戸線に乗るとき、駅員さんに「渡り板をお願いします」と頼んだら「渡り板なしでも乗れる車両がありますよ」と言われた。初めてのことだったので戸惑ったが、「渡り板、必要ですか?」と言われ、「いえ、渡り板なしで乗ってみます」と答えた。夏季号の出張校正で来たときには、当然のように最初から渡り板を持ってきてくれた。そうか、最近大江戸線での駅の方針が変わったんだな、と理解した。人員不足なので、できれば余計な作業は減らしたい、ということなのだろう。駅員さんはホームまでついてきてくれて、渡り板は置かないけど、後ろから押してくれた。そして築地市場で降りるときは、自分で車椅子のまま降りることができた。
今朝、東武線に乗るとき、「どこまで行きますか」と駅員さんにきかれ、「大江戸線の築地市場までいきます」と言ったら、大江戸線の駅員さんにも連絡がいったらしく、乗換駅の有楽町線の月島の改札まで大江戸線の駅員さんが迎えに来て案内してくれた。そこまでしなくても自分で行ける、と思ったが、予定がわかっていて、人員が足りていれば、できるだけサポートしてあげようということらしい。昨日と同じように「渡り板、なくても乗れる車両がありますが、どうしますか?」と訊かれたので、「なしで乗ってみます」と言ったら、やはり、乗るときに後ろから押してくれて、月島で降りるときは自分で降りた。
今日、帰りに大江戸線の築地市場で電車に乗るときには、駅員さんに頼まないで、ひとりでエレベーターを降りてすぐのところの車椅子マークが書いてあるフェンスの前で待っていると、電車が来た。確かに車両はホームと同じ高さなのだが、ホームに面した車両のへりは厚みがあってホームとの間に隙間もあるため段差になっており、それをひとりで乗り越えようとしてもなかなか乗り越えられなくて困った。すると「大丈夫ですか?」と乗客の一人が後ろから押してくれて、乗り込むことができた。ちょっと押してくれると乗り越えられるけど自分では難しい段差だ。町中で車椅子漕いでいるときもそういう段差があちこちにあって、自分で前に進めないでいると、近くにいた人が押し上げてくれることがよくあった。そんな感じで、周囲の乗客に「すいません、ちょっと押してください」と頼ってしまっていいのだろうか。もしくは車椅子をいったん降りて前から車両に引きずりこめばいいのか。できないことはないがすばやくはできそうにない。かえって迷惑をかけてしまいそうだ。やはり、駅員さんに声をかけて、「乗るときだけちょっと押してください。降りるときは自分で降りますから」と、介助を頼んだほうがいいのかもしれない。
月島の駅で乗り換えるときは有楽町線の車両はホームより高さがあって渡り板が必要なので駅員さんに渡り板をお願いする。ちょうど森林公園行きが来たので、そのまま乗り換えなしで東松山に帰った。和光市で乗り換えたほうがほんとうは早い。和光市で停まったときに車両とホームを見たら、同じくらいの高さに見えた。ということは、段差の問題がなければ、和光市の乗り換えは自分でもできるかもしれない。つまり、森林公園行きに乗るときに、「和光市で小川町行きに乗り換えますが、そのときには自分で乗り換えます」と言って、東松山駅にだけ連絡してもらえばいいのかもしれない。
東武線の車両の車椅子スペースの場所はわかった。前から2番目の車両と後ろから2番目の車両にある。でも、電車によってはないこともあるらしい。だから、東武線の駅員さんはこちらからお願いしないと車椅子スペースに案内してくれないのだろう。
車椅子スペースに乗ってから、ほかの車椅子の乗客が乗ってくることがある。明らかに私よりたいへんそうに見える人だと、ゆずるべきではないかと迷う。しかしたいがいの車椅子の人には介助者がいるので、その場合はまあいいか、と思ったりする。車椅子スペースはベビーカースペースでもあるので、ときどきそのあたりだけ混雑することもある。ベビーカースペースは別にあったほうがよさそうな気がする。
ほかの国ではどうなのかな、と思う。どの路線のどの駅でもホームと車両の高さが同じに設計されていて、渡り板なしで気軽に車椅子でも電車に乗れるような国はあるのかな。そういう国に、車椅子で行ってみたいな。
