〇ガーディアンから

 

Discovered in the deep: the sea cucumber that lives a jellyfish life | Marine life | The Guardian

 

Discovered in the deep: the sea cucumber that lives a jellyfish life

 
深海に住むクラゲのようなナマコの話
 
Helen Scales
Mon 3 Oct 2022 06.00 BST
 
Pelagothuria, the swimming sea cucumber that looks like a jellyfish
Close to 100 Pelagothuria were spotted in the Pacific Ocean by scientists on the Okeanos Explorer research ship. Photograph: NOAA/OER

Palagothria= クラゲナマコ

spot=発見する

Okeanos Explorer=アメリカの海洋地理調査船

NOAA=アメリカ海洋大気庁

 

百種に近いクラゲナマコが太平洋で発見されている。 写真:ノア(米海洋大気庁)

The Pelagothuria natatrix is an extremely rare species of sea cucumber – with a gelatinous body, it spends most of its time swimming

 

Pelagothuria natatrix=ペラゴスリア・ナタトリックス(海の底に永遠に着地することなく一生泳ぎ続ける漂泳性のナマコ)

 

ペラゴスリア・ナタトリックスは非常にレアなナマコの一種だ。ゼリー状のからだで、ずっと泳ぎ続けている。

 

 

 

Wafting through the deep sea is a diaphanous creature that resembles a jellyfish, but is in fact something else entirely. Pelagothuria natatrix, meaning swimming sea cucumber, belongs to a group of animals better known for lying around on the seabed like giant, rubbery worms.

 

waft=漂う、ふわふわと飛ぶ

diaphanous=透明な、半透明の

rubbery=ゴム

 

深海をふわふわと漂っている生物はクラゲに似ている。しかし実は全く別の種類の生き物だ。この生物の名前は「ペラゴスリア・ナタトリックス」。意味は「泳ぐナマコくん」。通常海底にごろんと寝そべっているゴムみたいな手触りで、毛虫っぽい身体つきの足のない生物、ナマコと同じグループに属している。

 

This sea cucumber was first named in the late 19th century, but for a long time it was only known from a few battered specimens brought up in scientific trawl nets. “They’re extremely fragile, almost to the point of being sort of intangible,” says Chris Mah, a biologist at the Smithsonian Institution in Washington DC. “The fact that they’re gelatinous makes them extremely difficult to study.”(以下省略)

 

battered specimens=傷み劣化した標本

trawl net=底引き網

intangible=つかみどころがない

 

このナマコの1種が最初に名づけられたのは19世紀の終わり頃だが、長い年月、底引き網で引き揚げられて劣化した標本として残されているものしか研究の手がかりはなかった。「彼らはとても繊細で、つかみどころがないとさえ言えます」とワシントンDCにあるスミソニアン研究所の生物学者、クリス・マー教授は語る。「ゼラチン状なので研究するのがとても困難なのです」

 

▲このあとを斜め読みすると、クラゲナマコの研究は2017年にアメリカの海洋調査船が深海に潜水ロボットを投入してビデオ撮影に成功したことで、一気に進んだようだ。

上のyoutube映像がそのビデオだ。

最初記事の写真を見たときはクラゲかと思った。

私はクラゲが好きなので、読んでみたら、ナマコのことだったのでびっくりした。

ナマコはsea cucumber 海のキュウリ、というのも面白い名づけだと思う。

たしかにふつうのナマコはキュウリみたいな形をしていて動かない。

しかしこのナマコはずっと泳いでいる。

ここまでのことは、知っている人にはそんなに新しい情報ではないかもしれない。しかしクラゲナマコ(泳ぐナマコ)の存在を知らなかった私にとっては驚きのニュースだ。時間があるときに最後までゆっくり読みたい。

 

-------------------------------------

(ネットのニュースから)

 

2022/10/03
・ハリケーンイアンが通過したフロリダ州では2日も住民の捜索や救助活動が続いた。同州では78万戸以上が停電しており、少なくとも76人が死亡。損失額は日本円でおよそ6兆8千億円と、ハリケーンによるフロリダ史上最大の被害額になりそう。
(TBSニュース)
・姫路女学院高校でソフトボール部の男性教諭が女生徒の頬を叩いたために顎がはずれ、生徒は外傷性開口障害を負った。学校は教諭の懲戒処分を検討している。
(NHK)
・南砺市でため池の底から車が発見され、中から白骨化した1人の遺体が見つかった。
(FNN)

 

〇2021年10月3日のニュースは私のメモに存在しなかった。その日、私はささやかな日課を欠かすほど忙しかったのだろうか? 根気よく検索すれば出てくるだろうけど、たった1年前のことなのに、すぐに出てこないのでめんどくさくなってあきらめた。1年前のニュースはもうニュースではないのだろう。しかし、毎日メモする意味はあったと実感した。

 

2020/10/03
・新潟県内で熊の出没が4月から9月までに710回を超える過去最多のペースで推移し、9月23日から10月1日までの9日間に、計7人が襲われけがをした。木の実が不作なのに加え、人を怖がらない新世代熊が増えた。県は1日に初めてクマ出没警戒警報を出した。
・2日午前7時25分頃、JR喜多方駅から北西に約150mの市中心部に熊(体長約1m)が現れ、出勤しようと自宅を出た50代男性が襲われて軽傷を負った。駅前で最初に目撃情報があったのは午前6時半頃。その後立ち去った熊は見つからず、目撃情報も途絶えた。
・楢原知里さんの遺体が見つかった事件で、捜査本部は3日、熊谷和洋容疑者を殺人の疑いで再逮捕した。容疑は9月6日17時半頃、容疑者が住む集合住宅の敷地か周辺で、楢原さんの首を絞めて殺害した疑い。容疑者は容疑を認める一方、動機は黙秘している。
 

2019/10/3
・2019年11月1日から渋谷駅の通路に割り振られた出入口番号が変更される。現在の出入口番号は数字のみだが、変更後はAからDまでのエリアに応じたアルファベットと数字の組合せで表記される。道玄坂方面はAでハチ公前はA8となる。
・大阪府警和泉署は2日、和泉市鶴山台3の無職、栗栖知子さん(70)が、同日未明から行方不明になっていると発表した。本人から午前1時15分頃原付きバイクで転倒したと通報があったが、発見できず、陸上自衛隊に災害派遣を要請した。
・高知市中心部の鏡川にかかる天神大橋の袂の河川敷にある駐車場で、複数の車が水没している。ライトが点滅している車もあるが、中に人がいるかどうかはわからない。午前10時半頃、天神大橋の付近で川に流されている車も目撃された。