私は レイキエナジーヒーラー

アメリカの田舎で

普通に生活する

これまた

普通の日本人のおばさんだ


こんなおばさんは

リモートで遠隔ヒーリングするという

ちょっとユニークなことを仕事にしている

ありがたいことに

ぼちぼちいい感じに

アメリカのみならず

ロシアや香港からも予約が入る

来てくださったクライアントさんに

いつも聞く

どうやって私を見つけたんですか?

答えは

なぜか

たまたま

とか

直接ウェブにアクセスしてた

とか

偶然が多いようだ 笑


苦手なSNSも頑張って、インスタで

カッコつけたメッセージ書いてみたり

踊ったりしてるのに

そこからくる人は

ほぼゼロ 笑


偶然でもいい

私のセッションを受けに来てくれる!

十分嬉しい


さて

数週間前の話だ

予約が入ったので、

都合を聞くために

返信すると

今できないか?という

えっと

夜の11時!

でも

どこの国からだろう?

まぁ国も違えば

時差もあるしね

まだ眠くないし

いいか

zoomのIDとパスコードを

すぐに送る

zoomを開けると

ウエィティングルームで

すでに待機している

「ハーイ!こんばんは! 

初めましてエコーです

今日は私のセッションへようこそ!

そちらは夜ですか?昼間ですか?」

「たぶん夜です」とブロンズヘアの青年は言う

家に篭っていて、昼も夜もわからない

生活をしてるのか?

IT関係の仕事しているらしい



顔の堀が深いせいか

色白のせいか

目の下のクマもいっそう

青黒くみえる


「何か身体または心の

心配なことありますか?」


「特にない」


ないんかい!?

と私は青年に

心の中でツッコミを入れる


いつもの流れで

セッションを行う


夜中の12時に差し掛かろうとしていた

誘導瞑想をしながら、私自身も

脳がアルファ波に入っていく

意識もふわふわ

やばい

薄目を開けて

スクリーンの向こうの青年の様子を伺う

確かに

そのブロンズ青年は目を瞑り

座っている


だが私の脳内では

違った存在として映し出されていたのだ!


「あなた、違う惑星から来た?」

と思わずポロっと言ってしまう

またやっちまった

こうやって

時々

怪しげなことを口走ってしまう

おばさんだ


青年の肩が

ピクッと動いたように感じた


ごめんなさい

冗談だから、気にしないで、、

と言おうとした

その時

キーンと高音の耳なりと

ビービーというブザー音の中

私は金縛で動けない!

よくあることだ

落ち着け!


目を開けたいのに、ちゃんと開けられない

微かに見える青年の表情

目を細め口一文字


「そうだよ」

「なぜわかる?」

と聞こえた

優しいトーン

恐怖はない


正確には、耳で聞いたのではない

その意味を身体で感じ取った

と言った方がいい


ストンと金縛からリリースされ

ヒーリングのミュージック

優しい音色だけが空間を漂っている


深呼吸を一つして

ゆっくりと目を開ける

青年がPCの画面にの中にいる

穏やかな表情だ


「ど、どこから?」

心の中で小さく呟く

「どこ?」

今度はしっかり言葉に出す


あの声が空耳なら

なんのことです?

となるはずだ


彼は何の躊躇もせず答える

「火星」


私、「いや、楽しいジョークね」

手を叩いて苦笑い


ブロンズの青年は

両腕をぎゅーっと上に伸ばしながら


「あなたも、私とほぼ同じはずだ」

「そして知っている」

「地球このままじゃだめだ」

「争いはもう十分だ!批判も、競争も!そんな時代は終わり!それを知らせるために来た」

真顔で話し続ける青年

「私にはやりたいことがある」

「よかったら手伝って欲しいんです」

「それで、あなたのセッションを受けに来ました」

と言って、私が日本人と知ってか?両手を合わせ頭を深く下げる

自称、火星から来たと言う

ブロンズヘアの青年には

大きな夢がある

目に見えない世界

宇宙の真理

を多くの人に知ってもらうこと

そのために

今、あるアプリを開発している

私に試験的に使って欲しいという

アドバイス、意見が欲しいらしい

「もっと適任な人はいるでしょう?

なんで、また、こんな英語も下手な

普通の日本人のおばさん?」

「だ か ら 選んだ」と言って青年は

大きな声で

ケラケラと笑った



アルファ波の中で見た夢だったかもしれない

空耳だったかもしれない

でも

それはどちらでもよい

この若い好青年が

地球を救いたい!

とスーパーヒーローのようなことを

真剣に思い

また行動に移していること!

なんと素晴らしいことだ


私は何度も彼に

エアハグをし

ズームミーティングをオフにした


きっと世界中の人に使われるようになる!

そして地球は救われる

普通のおばさんは

そう固く信じています


今日も読んでくれて、ありがとうございました🙏