最近、スマホに撮りためた写真や動画を整理することが増えました。
旅行先で撮った景色、何気ない日常の一コマ、友達と出かけたときの短い動画。撮影したときは楽しいのに、あとから見返すと、意外とそのままになっているものが多いんですよね。
せっかくなら、短く編集してSNSに投稿したり、あとで見返して楽しめる動画にしたりしたい。
そんなことを考えているうちに、動画編集だけでなく「声」の使い方も、もっと自由に楽しめたらいいなと思うようになりました。
今回は、最近気になっているAIのボイスチェンジャーについて書いてみます。
動画って、声を少し加えるだけでも楽しくなる
写真や映像を並べるだけでは物足りないとき
スマホで撮影した動画は、そのままでも十分楽しめます。でも、ちょっとした説明を入れたいときや、面白い場面をより印象的に見せたいときは、音声があると便利です。
例えば、旅行動画に「ここ、思っていた以上にきれいだった!」と一言添えるだけでも、あとから見たときの楽しさが違います。
ペットが変な格好で寝ている動画なら、まるで本人が話しているようなナレーションを付けてみるのも面白そう。
こういう小さな工夫って、凝った編集をしなくても試せるのがいいところです。
自分の声以外も使えたら、表現の幅が広がりそう
ただ、動画に声を入れようと思うと、少し迷うこともあります。
自分で話すのはちょっと恥ずかしいし、毎回録音するのも手間がかかります。動画の雰囲気によっては、普段の話し声とは違う声を使ってみたいこともありますよね。
そんなときに気になったのが、AIを使って声の特徴を変えられるツールです。
AIで声を変えるって、どんなことができるの?
録音した音声を、あとから別の声に変えられる
AIツールを調べていて見つけたのが、AI Video Translator というオンラインサービスです。
動画の翻訳やAI配音だけでなく、声を変える機能も用意されています。
なかでも気になったのが、録音済みの音声や動画ファイルをアップロードして、声の特徴を変えられること。
対応形式はMP3、WAV、M4Aなどの音声ファイルに加え、MP4、MOV、AVIなどの動画ファイルにも対応しています。
つまり、最初からすべて録り直すのではなく、すでに手元にある素材を使って声のバリエーションを試せるわけです。
声の種類だけでなく、感情も選べる
今回注目したのは、AIボイスチェンジャー の機能です。
24種類のAI音声と8種類の感情設定が用意されていて、組み合わせることで192通りの声の表現を試せます。
例えば、明るく元気な雰囲気にしたい動画と、落ち着いた説明を入れたい動画では、合う声も違いそうですよね。
ゲーム動画ならキャラクターらしい声を考えてみたり、ちょっとした解説動画なら聞き取りやすさを重視したり。映像の内容に合わせて選ぶ楽しみがありそうです。
もちろん、声を変えれば必ず動画が面白くなるわけではありません。でも、選択肢が増えるだけでも、制作中に試せることは多くなると思います。
文章から音声を作る方法もある
もうひとつ便利そうなのが、テキスト読み上げ(TTS)にも対応している点です。
ナレーション用の文章は用意できたけれど、自分で録音する時間がない。そんなときは、テキストから音声を生成する方法も選べます。
短い説明文や動画の冒頭に入れる一言など、用途に合わせて活用できそうです。
生成した音声はオンラインで作成し、ダウンロードして編集に使えます。動画編集ソフトと組み合わせれば、自分の作業スタイルに合わせて制作を進められるのも便利ですね。
こんな動画づくりで試してみたい
ペットや日常の動画に、ちょっとしたナレーション
個人的に面白そうだと思うのは、ペットや日常の短い動画です。
例えば、愛犬がごはんを待っている様子に、心の声のようなナレーションを付けてみる。猫がこちらをじっと見ている場面に、少し大げさな語りを加えてみる。
映像そのものはいつもの日常でも、声の演出を変えると違った楽しみ方ができそうです。
もちろん、実際にペットが話しているわけではないので、あくまで動画の演出として楽しむイメージです。
ゲーム動画やオリジナルキャラクターの紹介
ゲームのプレイ動画や、自分で考えたキャラクターを紹介する動画にも合いそうです。
キャラクターごとに声の雰囲気を変えたり、短いセリフを付けたりすれば、動画に個性を出しやすくなります。
特に、顔を出さずに動画を作りたい人にとっては、ナレーションの選択肢が増えるのはうれしいポイントかもしれません。
ポッドキャストや解説動画にも
音声を中心にしたコンテンツでも、声の使い方は大切です。
ポッドキャストの短い紹介動画や、趣味について説明する動画など、用途によって求める雰囲気は違います。
すべての場面でAI音声を使う必要はありませんが、普段の声とは違う表現を試したいときに、こうしたツールを選択肢に入れておくのはよさそうです。
便利なツールだからこそ、使い方も大切にしたい
AIで声を変えられると聞くと、何でも簡単にできそうに感じますが、実際に動画を公開するなら、生成した音声を自分の耳で確認することも大切です。
言葉が自然に聞こえるか、動画の内容と声の雰囲気が合っているか、音量に違和感がないか。こうした部分は、最後にチェックしたいところです。
また、実在する人の声を扱う場合は、本人の許可や利用条件にも気を配りたいですね。
AIツールは、作品をすべて任せるためというより、自分では思いつかなかった表現を試すために使うと、もっと楽しめる気がします。
私も、まずは短い動画から、どんな声が合うのか試してみたいと思っています。
普段は映像や字幕ばかり気にしてしまいがちですが、声にも目を向けてみると、動画づくりの楽しみ方が少し広がりそうです。
難しい編集に挑戦する前に、まずは手元にある動画で小さく試してみる。そんな気軽なところから始めてみるのもいいですね。