8月に入り、毎年恒例となったファンタスティックピアノコンクール1次予選に向けての生徒達の猛特訓が始まりました。


1次はとにかく通過することが目標ですから、楽譜通りキチント弾けていればよいのです。


【楽譜通りキチント】


というと簡単な事のようですが、なかなかどうして…

楽譜に書かれた作曲家なりアレンジャーの意図を余す事なく読み取り、音にすることは容易ではありません。


毎回この段階のレッスンに私も生徒も多大な労力を費やしてしまいます。



なんとかまずはこの第一関門を突破させてやりたい一心でついつい厳しくなってしまい、

気付けば泣きながらピアノを弾いている子も…


レッスンの最後には、大丈夫だから頑張ろうと励まして終わるものの、

帰り道では、また今日も泣かせてしまった…ひどいこと言っちゃったな…と落ち込みます。


自分の指導力不足だよなぁ…


それでも次のレッスンでは「練習やってみたよ!できたよ!」と明るい笑顔でレッスンに来てくれる生徒達に今度は私の方が励まされ、救われてしまいます。



1次の締め切りまで後少し。



この夏休みの大半をピアノに捧げた生徒達の努力がどうか報われますように!