介護施設で

20人……30人……の入居者様を

夜勤職員1人なり2人なりで定時の巡視やら

排泄介助に入っていて

入居者様が急変されていて……心肺停止……

と云う事が、たまぁ~にあります。

有ってはならない事、なのですが……

その時は、発見した職員は

直ちに他の職員に連絡して

救命措置……

心臓マッサージや酸素……

救急車の手配……

事務長に連絡

ご家族へのご連絡……

(救急搬送が決まったら、

何処の病院に搬送するのかをご連絡)

これは、施設でマニュアル化してあります。

病院では、どうなのでしょうか?

病院、ですからDrが常駐してますから

それほどの事は無いのでは?

看護師さんが巡視に回った時に……

心肺停止……

実は……私、これに遭遇しております……

実家の母が亡くなった日、なのですが……

あの日の月🌕……

今でも明確に覚えております。

真っ赤な月🌕……

低い位置に出ていた月🌕……

母が亡くなったのは、日中……昼頃でしたが

その前の晩の月🌕です……

その晩は……

看護師さんもDrも夜中を過ぎた頃から

バタバタと走り回っておられました。

その病院は、民間病院。

病棟と云うには一階が外来。

二階、三階が入院患者さんがおられる病棟……

その1週間前から私は仕事を休み

母の病室に付きっきりで

泊まり込んでいました。

1週間目の夜……

他にも

ご家族が泊まり込んでおられる患者さんが

いらっしゃいました。

私自身は仕事を休んで付き添いしてましたが

その夜はたまたま

妹も泊まり込んでいました。

妹にちょっと外に……と言い残して

病院の外で一服……

他のご家族もいらしてました。

そのご家族も入院されていたご家族が

今日か……明日か……

との事。

お先に……とご挨拶をして病室に戻る。

0時を回った頃に、看護師さんの足音。

いや、正確には走る足音……

院内が慌ただしい感が……

それも、5時近くには再び静かになり

再び静寂が……

あれは……5時か……5時半頃?

どこからか

『カシャーン』

物音が……

「なんだろね?」

妹と顔を見合わせていたけど……

母が「口の中が渇く」と言うので

小さい氷を備え付けの冷蔵庫から取りだし

コップに用意していた。

でも、先程の物音が気になる。

そっと、廊下に出てみた。

廊下に誰もいない。

他の病室の患者さんが物を落としたのかな?

位にとらえていた。

陽が登り始めていた頃、

看護師さんが巡視にきた。

「口の中が渇くって……」

変わり無い事を確認して

病室から出ていかれた。

その直後……看護師さんの走る足音が……

斜め向かいの病室の患者さんの所で

看護師さんの声が聞こえる……

Drが走って来る足音も聞こえた……

斜め向かいの病室?

実家の近所のおじさんが

『検査入院』って……前日にお逢いしたっけ……

その後、7時半頃に

看護師さんが朝食を配膳しに来た。

「(母親は)もう口に出来るだけの気力は……

    無いけど……」

と、話をしながらも一応、受け取った。

口の中、喉の渇きは訴えているけど……

「トイレに行ってくる」

そう言い残して病室を出た所で

仲良く話をするようになった看護師さんと

鉢合わせをした。(巡視に来られた方)

「ちょっと、外に行って来ますね」

声を掛けてから外に出た。

喫煙所に行くと、近所のおじさんの奥さんと

息子さんご夫婦がいらしてた。

「あ……おはようございます……」

声を掛けてから、ふと……

ハンカチで目頭を押さえておられる……

えっ?



後日、と云うか……

その日の昼過ぎに母が亡くなり

叔父(母の長兄)に連絡をしたところ

近所の検査入院されていたおじさんも?

亡くなられた……と……

看護師さんが巡視に行った時には

心肺停止されていたと……

検査入院だったので

ご家族も病院側も

不測の事態は考えられなかったと……

朝方のあの物音は……

その方が発したSOSだったのか……

入院患者の家族が

他の病室を覗く事は出来ないので

私達もそのような事になっているとは……

心筋梗塞で、苦しさのあまり

ベッドから転落されていたそうです。

後日譚として、同時……私自身

事故に遭い

ムチウチでその病院に通院していたので

聞いた話。

夜中から走り回っていたのは

夜……月🌕が登り始めてから

翌日の母が亡くなった時間迄の間に

入院患者さんが5人……

亡くなられたそうです。

月🌕のせいなのか?

それでも、近所のおじさんは

『検査入院』と云う事で入院され

誰にも看取られる事無く

心肺停止で発見された事……

そして、今日聞いた話。

ユニット看護師さんから、ですが……

入院されていた職員のご家族が

やはり同じように

病院で心肺停止で発見された、と……

施設で、の場合は救急車が到着する迄

心臓マッサージ等の蘇生を行って

少しでも心臓に動きが戻れば

救急搬送をしてもらえますが……

それでも、救急隊が到着して

お身体が既に冷たくなっていれば

例え『病死』であっても

『警察に通報』になります。

そして、掛かり付け病院から医師が来て

『検視』……

ところが、病院で……の場合は

医師が常駐しているので

心臓マッサージ等の蘇生を一通り行い

ご家族が揃った所で……

となりますよね。

でも、ご家族側としては

「入院していたのに、心肺停止で発見されて

    既に冷たくなっていた?どういう事?」

となります……

それでも、病院で……と納得をされるでしょう。

施設では、そうはなりません。

「何故?うちの母親(父親)を何故、

    ちゃんと看ていてくれなかったのか?」

介護施設に原因追求を求めるご家族も

いらっしゃいます。

それは、当然な事だと私も思います。

一昨年の事ですが

ユニットでもございました。

夕方16時過ぎに排泄介助(オムツ交換)に

訪室した所、心肺停止されていた。

この入居者様も前兆はありませんでした。

入院中に……

施設入居していて……

ご高齢になられると

身体の衰えも病気も

いつ、『死』に繋がる事になるか?

わかりません……

施設介護をしていく中で

入居者様の急変等に

即対応出来るような知識と技術は

間違いなく必要な事だと思います。

なので~

今年は、県の介護福祉士会で

『喀痰吸引』の講習会を

受けたいと思います。

(私の所のユニットリーダーは……

「吸引は看護師さんにやってもらえば

    良いんだよ!」と……モチベーションを

    下げてくれますが……)