私は手が冷たい方です。
ヒナは体温42℃らしく、私が手のひらにスピを乗せると、必然的にスピには寒く感じるでしょう。
でも、早く私に慣れて欲しい。
出来れば手乗りになって欲しいけど、それよりはまず、私という存在に慣れて欲しい。
ただ餌を与えるだかの存在ではなく、家族として、友達として、恋人として、スピに私を好きになって欲しい。

だから一度に遊ぶ時間は5~15分くらいですが、スピを手のひらに乗せて、もう片方の手のひらでスピを包むようにして、たまに頭を撫でたり、顎を撫でたりして、日に何度も触れ合いました。
スピはふわふわで柔らかくて、無臭で、大人しい。
手のひらに乗せている時は、鳴き声もあげません。
暴れもしません。
私が一方的に「スピネルー!可愛いねー!大人しいねー!スピネルー!大好きだよー!寒くなる前にケージに戻すからねー!スピネルー!キミはスピネルだよー!早くお名前覚えようねー!私はかつみんだよー!」と声をかけていました。
そして、短い触れ合いを止め、ケージに戻し、またしばらくしたらスピをケージから出して、同じことを繰り返しました。
まだ歩けない様子なので、危ないので床に降ろすことはせず、いつでも私の手のひらに包んで声をかけます。
もちろん、高いところからスピを落としてしまう怖さがあるので、床に近い低い位置でそれを何度も繰り返しました。
もしかしたらスピにはストレスかもしれませんが、当然スピが寝ているところを起こしたりはせず、暇そう(に見える)時を見計らって、日に数回、スピと触れ合いました。

明日に続きます。