録画しておいた番組。
NHKのプロフェッショナル【米田肇】
洗濯物たたみながら見ようと思ったけどダメだった。
引き込まれて見入ってしまった。
やっぱりこの人普通じゃない。
すごい。
料理で地球を表現って…。
感性と想いを形にする力が芸術家。
でも計算され尽くした作業は科学者みたい。
インタビューのシーンで、
彼に〈吃音〉の過去があると知って、
さらにのめり込んで見た。
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私はこの〈吃音〉と言う言葉に過剰に反応してしまう。
息子の母子手帳の成長の記録や、
幼稚園と小学校の頃の連絡帳を見ると、
吃音でどれほど悩んでいたのか分かる。
悩んでいたのは息子ではなく、私。。。
息子の吃音は私のせいだと思いこんで、
私は自分を責めていた。
息子に申し訳なくて、
息子を守りたくて、
先回りしていつも心配してた。
学年が変わる度に先生を訪ね、
学校での様子を聞きに行った。
喋り方を真似されてからかわれたり、
意地悪されたと聞いては泣いた。
「吃音があっても立派な職業についている」
そういう人を知る度に、
そこに希望を見ようとしてた。
だから作家の重松清さんの本は何冊も読んだ。
特に《きよしこ》は何度も何度も読み返した。
今も、まえがきを読むだけで涙が溢れる。
米田肇さんも立派な料理人。
その彼が7年前に大スランプに陥って、
死ぬことさえ考えたと言う。
吃音があっても無くても、
成功もすれば挫折もする。
当たり前のことなのにね。
あの頃の私は物事を何でもネガティヴに紐付けしていたな。
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今、息子はお友達に恵まれていて、
自分の好きなことを見つけるのも上手。
歌とギターとウクレレと料理が上手な高校生になった。
「人付き合いが苦手にならないかな」
「引っ込み思案な性格にならないかな」
私が心配していたようなことは起こっていない。
この先も何が起こるかは分からないけどさ、
何か起きたらその時に考えれば良い。
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米田肇さんや重松清さんみたいにすごい人にならなくていい。
なってもいいけど笑
自分らしくいてくれればどちらでも。
そして私は生きている間に
一度でいいからHAJIMEに行く( •̀ .̫ •́ )✧