がちゃりと、店のドアが開き、
「じゃあね。智くん。」
「またね。大野さん。」
「楽しかったぁ。また遊びに来させてね?
おおちゃん!」
翔くんに、潤、相葉ちゃんが、
それぞれ俺に声をかけて
そして、真っ暗になった外へと出ていった。
そして
俺の隣でソファに横になってる男に声をかける。
「おい。和。
みんな帰ったぞ。
もう、眠ったふりはよせ。」
「あらぁ。智。
ばれてたぁ。」
白々しく、和が起き上がってくる。
「俺がわからないはずないだろ?」
天性の演技力で、
他のやつは たらせても、
俺にはそんなの通用しない。
なにしろ、和の全部が俺のだからな。
「ま、これであの2人もどうにかなるかなぁ。
潤くんも、うまくやってくれるだろうし。」
和がぺろりと唇をなめる。
濡れた唇がいやらしく輝く。
「めっちゃ拗らせてるけど、
どうにかなるだろ。
ここまでお膳立てしてやって、
どうにもならなかったら、
それもそれで運命ってやつだ。」
そうは言ってみたものの
きっと運命の神様はあの2人に微笑むだろうとは、
俺も固く信じてる。
それよりもだ。
この目の前の男を
どうにか料理してやらなくちゃな。
「で、和。
どうすんの?
帰るの?」
冷たい目で言い放ってやれば、
「うーん。智ぃ。
なんか、酔っ払っちゃったの。
立てないから、
抱っこしてぇ。」
鼻にかかった声で甘えて見せるのも、
お前の演技だとわかっているが、
ここで、わざとお前の毒牙にかかってやるのも
甘くてやらしい夜の始まりってやつか。
「わかったよ。
おいで。
ベッドに寝かせてやるよ。」
軽い身体を両手ですくいあげるように持ち上げれば、
すぐさま 和の両手が俺の首に絡んできて、
唇を俺の唇に乗せるが、
「あ。あぁん。
んぁん。」
すぐさまその甘い口の中を舌でかき回してやれば、
攻守交代。
甘い吐息が、和の口から漏れてくる。
さぁ。夜は長い。
この甘い体をどこまで味わい尽くしてやろうか。
俺は、
ベッドに和を横たえると、
その上から 静かに身体を重ねた。
⭐︎つづく⭐︎
このあとの
お二人の様子は
ご想像にお任せします。
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