ああ。
やっと
思い出した。
俺は 昔は天界の天使だった。
双子の天使 ニノと共に ゼウス様の元にお仕えしてたんんだけど、
僕は悪魔である ショウと恋に堕ち、
ニノは 現人神である 大野さんに恋をした。
大野さんはその当時 ジーザスとかいって 人間界で色々なことをしていた時だったから
天使といえども
それは天界を揺るがす 禁忌で。
思い悩んだ俺たちは、
悪魔のショウの誘いの元
堕天して 妖魔となった。
堕天の報いとして、
お互いの記憶は奪われた。
ずっと お互いの番(つがい)を探していたはずだったんだけど、
ニノも俺も愛する人を見つけられず、
妖魔として
お互いの体を慰め合う毎日を送ってた。
そして、
ついに
ニノは 大野さんを見つけられたのに、
俺はずっとわかんなかったんだ。
ショウは、
ショウが大野さんを見つけてくれた時に
俺の存在もわかったらしい。
ニノと大野さんに
自分の素性を明かし、
俺と契約してまでも
俺をそばに置いて俺の覚醒を待っていたんだ。
でも、
ショウが見つけてくれるまで、
それまでずっとずっと
俺たちはお互いの存在さえもわからずに
何度も転生を繰り返していたんだ。
「やっと 会えたな。マサキ。」
ショウが俺のことを嬉しそうに抱きしめる。
「うん。ショウ。
やっと、やっとだね。」
2人は翼を生やした生まれたままの姿で抱き合うと
「ショウ 愛してる。」
思わず俺の口から本心がこぼれると、
「マサキ 俺もだ。もう絶対離さない。」
ショウが永遠の誓いを俺にくれる。
抱き合った俺たちは、またそのまま心からの愛の交歓を行うのだった。
・・・
ジリリリ。
また、朝が来て 目覚ましを止める。
そして
満足そうな顔で寝ているご主人様の顔を見る。
えっと?
なんか 昨日大事なことを思い出したような気がするんだけど?
それって
いったい
なんだったっけ。
そんなことを考えていると
隣で ご主人様が 起きてくる。
「おはよ。マサキ。」
ちゅ。
あれ、なんか違う。
こんな優しいご主人様って、なんか不思議。
俺が変な顔をしていたのだろう。
ご主人様がこっちを見る。
「どうした?マサキ?」
「え?えええ えっと。
ご主人様が なんか優しいので戸惑ってる。」
正直に答えると ご主人様の眉間にみるみる皺がよる。
「え。まさか。
マサキ。お前、昨日のこと何にも覚えてないとか?」
「え?えっとぉ。
なんか大事なことがあった気がするんですけど、
ご主人様に お仕置きされた後 記憶が飛んじゃったんだよね。
それって、ご主人様のせいじゃない?
そしたら、
全部悪いの櫻井さんじゃん。」
う。
めっちゃ気持ち良かったことだけは この体が覚えてるけど、
そんなこと言えるもんか。
「くっそ。まじかよ。」
一瞬 頭を抱えたご主人様は、
下を向くが、
俺のきょとんとした顔を見て 仕方なさそうに首を傾ける。
「ま。いいか。
この人生も また 良し。
俺が お前のことを愛してればいいだけの話だからな。」
!?
ご主人様から愛してるなんて言葉が出たことにびっくりして
固まってると ご主人様が俺を抱きしめる。
「雅紀。
愛してる。
ずっと俺のそばにいろ。
わかったな。」
「は。はい。」
まじかよ。
俺に何が起きてんだ?
突然の ことにびっくりして
なすがままになってると
「じゃ、これから
俺がお前に愛ってやつを 注ぎ込んでやる。
覚悟しろよ。」
「ひっ。え。まじ?」
ベッドの上に仰向けにされ、
両手を押さえつけられて 馬乗りに乗られる。
ああ、俺のご主人様は横暴でわがままで
俺様だけど
抗えない。
「雅紀。愛してる。」
「俺も 愛してます。ご主人様。」
目を合わせた後 重ねられた唇は熱い。
ああ、またこうやって俺はご主人様の言いなりになるんだろうな。
そう思いつつ、
ご主人様から受ける愛情を身体中で受け取った。
⭐︎おしまい⭐︎
俺のダーリンはニュースキャスターを読んでいただき
どうもありがとうございました。
これで
まるの お話の執筆活動は 終わりとさせていただきます。
この後 あとがきも書かせていただきますが、
このお話に対する ご感想等コメントをいただけると
とても嬉しいです。
この記事へのコメントは 公開させていただき
お返事させていただきます。
本当にどうもありがとうございました。