「親愛なる ニノ お誕生日おめでとうっ。」


翔さんの音頭を皮切りに

「カズ。おめでとう。」

「ニノちゃーん。お誕生日おめでたまきん。」

「ニノ。今日という佳き日に祝福を。」


大野さん、相葉さん、潤も

それぞれ片手のグラスを高くあげて俺に向かって Cheers!

と乾杯を唱える。


ふふ。

みんないい顔。

潤の持ってきてくれた料理は最高だし、

翔さんの持ってきてくれた酒は、

まるで打ち合わせをしてきたようにその料理とベストマッチ。

大野さんが持ち込んで料理した魚と野菜は

それこそ俺の舌にあうように贅を尽くした手の込んだもので、

相葉さんの持ってきてくれた黄色い薔薇の巨大な花束は

俺のシンプルの部屋を彩ってくれる。


「ねぇねぇ。

この花束意味あるの。

何本あるか、聞いてくれる?」



酔っ払ってきた相葉さんが

くふくふ嬉しそうに笑いながら俺に聞く。


「んー。100本?」

ほんと巨大な花束。


適当に答えると


「惜しいっ!

101本っ。」


勝手に相葉さんが答えるとともに、

ひょいひょいと櫻井さんがスマホを弄って

意味を教えてくれる。



「なになに〜?

黄色い薔薇は愛の告白で、

101本の薔薇は

「これ以上ないほど愛してます」だってぇ?」




「くふふ、

ぴったりでしょ?

だって俺、ニノちゃんのこと

これ以上ないほど愛してますし?」



みんなに嬉しそうに言い放った相葉さんに、

酔っ払って目が座った大野さんが、

食い下がる。


「何言ってんだ。相葉ちゃん。

こいつを一番愛してるのは俺だ。」



すると。

翔さんまで乗っかってくる。



「あれあれ、聞き捨てない言葉を。

二宮和也を一番理解して、愛し尽くしているのは

私。櫻井翔でございます。」



すると

潤が、

俺の肩をギュッと抱きしめて、

みんなに言い放つ。



「もう、何を言ってるの?みんな。

ニノは俺と血を分けたソウルメイトみたいなもの。

DNAや遺伝子レベルで俺たちほとんどおんなじなのよ。

俺が一番ニノのことをわかって

愛しんでるに決まってるじゃない。」



「はぁ?

まつゆんが偉そうに。」


「大野さん。あなたや他の人には負けませんって。」


「ニノちゃん。ニノちゃん。俺だよね?俺?」


「さ、姫、

今のうちに私櫻井と しとねにでもいきましょうか。」


どさくさに紛れて

俺を寝室に連れ出そうとした翔さんに

みんなのブーイングが飛ぶ。



「翔ちゃん。何してんの?

俺もニノちゃんのこと愛したいって。」


「そうだ。翔くん。

こうなったら 誰が一番か ニノに決めてもらおうぜ。」


「そうですね。

ニノの体に聞くのが一番かもしれません。」


へ?


なぜかしらねどみなさん意見一致。

さすが、嵐。

と感心してる場合じゃない



「やめろぉぉぉ」

とジタバタしても 

4人に担ぎ上げられれば

当然

手も足も出ない。




寝台に、宝物のように優しく下ろされた俺に、

にこにこしながら、

覗き込む親愛なる4人の顔。



ええー。


俺、これからどうなっちゃうの♡









⭐︎つづく⭐︎





さぁ。

ここからどうなるかは、

アメンバーの皆様の

ご意見次第。






アメンバーのみなさん。

ご意見

待ってるよー♡






ここも、

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