僕は まぁ。

猫の まぁ。



いつもは ご主人様の 翔さんと、

ロシアンブルーとかいう種類の じゅんと

一緒に暮らしてる。



じゅん は綺麗。

ブルーグレイの短い毛が 綺麗にコートみたいにぽわぽわしてて、

一緒にいるだけで気持ちいい。

三角の小さな頭に

それに 紫のアメジストのような美しい目。

本当は ロシアンブルーって エメラルドグリーンの目なんだけど

じゅんの綺麗な瞳は本当に透き通ってて 

そこに光を取り入れて 美しく煌めいて宝石みたい。



僕は、

ミルキティー色の軀の マンチカンっていう種類の猫らしい。

小さいし 手足は短いし、

緑色の目は、

じゅんのに比べると綺麗じゃない。


翔ちゃんも じゅんも

僕のこと

「まぁ は かわいい。かわいい。」

って褒めてくれるけど。



もっと僕が 綺麗だったら

翔ちゃんもじゅんも喜んでくれるのに。





「みゃおん。」


翔ちゃんに喉元を見せながら声をかければ



「わ。きたか。

まぁ。」



ぎゅ。僕を抱きしめて

高い高いをするように抱っこしてくれる。




「にゃ。」



じゅんは、そんな僕たちをみて、

翔ちゃんの膝の横で

つんとすまして足にすりすり。



僕たちが仲がいいのが嬉しそうに見てる。




「にゃ。にゃぁ。にゃ。にゃ。」




僕を抱きしめてる翔ちゃんの手を振り解くように

体でいやいやして、


ぴょん。


翔ちゃんの膝に飛び降りる。



「にゃ。みゃみゃ。」



前足で翔ちゃんの膝をふみふみ。




「みゃおう?」



じゅんもわかってる。


翔ちゃんに、首を傾げて催促してるけど、




「うう。

今日は、じゅんもかわいいなぁ?


まぁは、いつもだけどな。」



膝のところですりすりする僕らをなでなでして

目を細めてるけど。

 


ちがう。

ちがうのよ。



どうやったらわかってくれるんだろ。




ぺろり。



翔ちゃんの腕をのぼっていって、

撫で肩のところを滑り落ちないようにしながら、

必死で肩の上まで登って、


ざらざらの舌で、

翔ちゃんの頬を ひとなめ。





「お、つめたいな。 

どうした。

まぁ?」   



もう。

にぶいんだからぁ。



僕が教えてあげるにゃん。    




「にゃん!」



「にゃん?」



翔ちゃんが僕の真似してくれる。



よし。しめた。



「にゃにゃん!」



「にゃにゃん?」



うん。そうそう。



「にゃん。にゃにゃんっ!」




「にゃん、にゃにゃん?」




よしっ!



翔ちゃんが、呪文を唱えたっ!




すると

ほわほわほわほわほわ


ピンクの靄がひろがって


     





ぼんっ!




自分から唱えた呪文じゃなかったからなのか。





猫耳。

尻尾つき

着てる服は、

ブルーグレイと、

ミルクティー色のもこもこ。




中途半端に

人の姿になった

僕とじゅんが現れた。













⭐︎おしまい?⭐︎










いま、書いて

投げ込んでみましたが、



ああ。

中途半端な仕上がりだぁぁ。



実は。

翔さんとおんなじで、

私もこの大事な日(?)を

忘れておりまして…





今日はここまで。

不完全変態。

猫耳and尻尾姿の

じゅんと まぁです。





続きはかけたら

あしたかな?







続きを読みたい方は、

コメントをくださると

泣いて喜びます。








コメントは非公開です。