​春の枕詞はパンチラ の巻



「あーあ。

行っちゃった。


いいの? 

あんた。」



さっきまで俺の上で腰を振ってた女が笑いかける。





「あ、いいの。いいの。

あんたもさ。悪かったな。

巻き込んじゃってさ。」


今日

初めて

さっきベッドに連れ込んだ女。


名前も知らないそいつが、

馴れ馴れしく俺に話しかけてくる。




ま、この下世話さも、

馴れ馴れしさも

なかなか俺には合ってんけどな。



身体の相性は、


うーん。

そんなでもねぇな。

つまみ食いぐらいなレベルか。



俺の頭ん中なんて、

思いもせずに、

しなをつくりながら、女が話しかける。




「あれさ。

地味な黒のスーツにピンヒールじゃん。


あれで、お嬢様なの?」





はは。


そうだよなぁ。

あれが財閥のお嬢様なんて誰も思いやしないよな。



「あれさぁ。

刑事なんだよ。

けーさつの。


それもあってさ。

俺に声がかかって、

俺が執事として潜入したんだけど、


ちょっと勘違いされちゃったみたいだな。」



また、ベッドにねっころびながら、

下着だけつけて

俺のシャツを羽織った女の裸を下から眺める。


ぽよよんな胸。


腰のくびれ。


そして、おつむの軽さ加減。


もう一回やってくれちゃいそうだな。




「あんたさ。

名前なんて言うの?」



「モー子。」


「そっか。モー子か。」




聞いたことがある。

この町ですぐやらせるって有名な女。


その割には、

体も崩れてないし、

まだ固い感じだったが。


それはそれで味わいがある。



「あんた。

探偵なんでしょ?


それならさ。

頼みがあんのよ。


ちょっと頼まれてくれない?」



「ことと、場合によるけど、

まずはさ。

先に報酬だな。」


ちらり。

シャツをまくって

モー子とやらのパンティーを拝む。



いわゆるパンチラ。

うーん。

春を感じさせるなぁ。



それにな。


うん。 


何にも履いてないよりは、

こういうちらりってのがそそるよなぁ。



「ま、モー子ちゃん。

ちょっと遊んでから、

話は聞いてやるよ。」



俺のシャツを羽織ったままのモー子を

ベッドに転がすと、


また、その豊満な体をまさぐりはじめた。






⭐︎つづく⭐︎










趣向 わかりました?



こんな感じで進みます。



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