起動した瞬間。

「潤」と俺の名を呼んだぐらいだから、
櫻井部長が、俺仕様にしておいてくれたのだろう。


あまりに可愛すぎるマサキに手を伸ばす。



「マサキ。」

名前を呼んで抱き上げれば、
ひょいと、
マサキが立ち上がる。


あれ?
おかしいな。
ロボットだから、たくさん部品が入っていて
重いはずなのに。


割と細身だとはいえ、
軽そうなマサキの体躯に少しびっくりする。



それにしても、俺好みの身体。

ベッドに連れてきてゆっくりと、
寝かせて、
服を脱がしていく。


やば。
なんだこの、
罪悪感とわくわく感とゾクゾク感がミックスした気持ちは。


まるで。
隠してあった誕生日プレゼントを見つけて、
こっそり開いてみてしまう子どものように
わくわくしながら、
マサキの服を一枚一枚脱がせていく。



ごくん。
思わず生唾を飲み込むマサキの身体の美しさ。

作り物とはいえ、
こんな綺麗な身体。

これなら、
売り物として、
かなり需要があるだろうが、
こんな美しい身体を量販して他の奴らに見せてしまうことは、
ぜったいもったいないだろう。

量販化のモデルは、
かなり質を落としてもよいと報告しておこう。
この子に触っていいのは俺だけだ。



肌に指をそわすとしっとりとした肌触り。
ぅわ。
うちの実験部もかなり頑張ったな。
この素材。
人工とはおもえない。


ヒューマノイドとはいえ、
生まれてきたばかりだからだろう。

ただ、俺をまっすぐ見つめる瞳に、
とまどいながらも、
恐る恐る肌を撫でまわし、
右の胸を触る。


「あ。んくぅ。」


いきなり聞こえたかすかな吐息。




「き、きもちいい?
マサキ?
大丈夫?」




びっくりして思わず聞くと、

「大丈夫。

きもちいいから、
潤。もっとしてぇ。」

腰をよじるようにして、
俺をねだる。

「よし。
もっと気持ち良くしてやるぞ。」


ちゅ。
ちゅぱ。
ちゅん。
右の胸を舐め回すと、

「あん。くはぁん。
んふ。」


恥じらいながらも身をくねらす。


じゃ、こっちも。
左の胸に手を伸ばそうとして、
ふと気がつく。


や、やば。
こっちは、
電源オフのスイッチだ。

こっちは、
絶対触ってやるものか。


では。
あまった右手は当然。


たちあがるそこ。

さぁぁぁ。
撫で上げるようにすると、


「ひゃぁぁん。」

腰を浮かせてマサキが嬉しそうな声をあげた。








「あ。それ。
そんなことしちゃ、だめ。」


肌を撫でまわし、
唇で愛でるたびに、
どんどんとマサキは新しい気持ちよさを学習していくようだ。


「あ。ぁぁ。んん。」

気持ちよさそうに
喘ぐ姿に
そろそろ俺も限界が近づいてくる。


「じゃ。マサキ。
ここも教えてあげよう。」


ゆっくりと手を伸ばしたのは、
マサキの隠された洞窟。
そこに恐る恐る指を伸ばせば、


「ひ。
あ。
んん。」


中は ゆっくりとうごめくようにうごき、
俺の指を吸い込んでく。


やば。
もう。とろとろにできあがってんじゃん。
こんな仕様なんだ。

さすが、我が社の技術。
そりゃ。もうすごい。
指を差し入れただけで、
甘い蜜がこぼれるかのようなのに、
吸いついて、
ざらざらして、
俺をうねうねと締め付けていく。



これはもう。
前に進むっきゃないな。


たまらず、
マサキの中に
自分のものを埋めていく。



『あ。ああ。すごぉぉい。」

マサキがのけぞりながらも、
俺の全てを根元まで受け止め。

そして。
自分から腰を押しつけるように
腰が回りだす。


「ああん。潤。
激しいのダメなのぉ。

おかしくなっちゃうぅ。」


「そんなの、
マサキが勝手に動いてんだろ。

マサキがとめろよ。」

「いゃ。やぁん。
気持ち良くてとまらなぁい。」




さすがAIは進化している。
どんなプログラミングをされているのか
皆目見当はつかないが、
俺の指で乱れ、
喘ぎ、
そして、
やらしく開花していくマサキは最高だった。

初めての初々しさと、
どんどん気持ちいいことを覚えたその淫らさが、
もう相まって、
俺も理性を無くしていく。



「あ、マサキ。だめだ。
いく。」


「潤、潤。
きてええええ。」


ヒューマノイドだというのに。
何という反応。
何という具合。

そして、何という気持ちよさ。



あまりの可愛らしさに、
マサキに夢中になって
一晩中、マサキを抱いて
それこそ抱き潰したことは言うまでもない。
















⭐︎つづく⭐︎