⭐︎私の実際に見た夢の話です
ご了承ください。⭐︎
⭐︎⭐︎⭐︎
「相葉さん。
本日のロケは…島です。
サプライズなのでロケの中身は内緒になってます。
が、楽しんでくださいね。」
飛行機に乗り込んだ隣で、
マネージャーが話しかける。
島の名前は聞かなかったけど、
この飛行機は、那覇に行く飛行機だから、
きっと本島から島に行くのだろう。
この頃はロケも少なかったから、
サプライズと言っても嬉しいな。
軽く目を瞑って、
ゆらゆらと飛行機が揺れるのを楽しんでるうちに、
いつの間にか眠ってしまってたらしい。
「相葉さん。相葉さんっ。
着きましたよ。」
隣のマネージャーに揺り起こされる。
あれ?
いつのまにか、
乗り換えたんだろう。
それとも、
俺が乗り込んだのは那覇行きじゃなくて、
島への直行便だったのかな?
ま、どうでもいいや。
飛行機の下には、
青い海の上にぽつんと島が浮かんでいるようだ。
くっ。
暑いっ。
島の歓迎するかなような、
真っ直ぐに差し込む太陽の光に、
負けそうになりながら、
手をかざす。
「じゃ、行きますか。」
マネージャーに言われるがままに
タクシーに乗り込み、
降り立ったコテージには、
「雅紀、遅かったな。
待ってたぞ。」
なぜかそこには翔ちゃんがいた。
「ふぇ?なに。これ?
日⚪︎レのロケじゃないの?」
てっきり、動物園のロケだと思ってた。
そこに、翔ちゃんがいるとしたら、
同じ土曜の番組か、
それともニノがやる24時間の中のコーナーか?
翔ちゃんも、
頭をかきながら首を傾げる。
「それがさ。
俺もわかんないのよ。
どうもN⚪︎Kの新しい番組を俺が持つらしいんだけど、
それが雅紀と一緒らしい。」
え?ええ?ええーっ?
まじ、まじなの。
嬉しすぎるんだけど、
「とにかく、雅紀、
荷物置いてこい。
部屋も同室らしいぞ。」
翔ちゃんがにやりと笑った。
ふぅ。
「着いたーっ!」
ベッドにどーんっと、
寝そべって上を見上げると
天井ではなく翔ちゃんの顔。
「へへ。
久しぶりだよな。
ダブルベッドじゃなくて
ツインだけどな。」
でも、このベッド。
クイーンサイズって言ってもいいくらいおっきいし。
それって。
それって。
あの国営放送にも
俺たちの仲は公認っていうことでいいのかしらん。
「翔ちゃーん。」
嬉しくて、
翔ちゃんの首に両手を回すと、
「雅紀。」
翔ちゃんの顔が近づいてくる。
くふふ。
役得♡
と
思った瞬間。
「相葉さーん。
ロケ行きます。
準備できましたかぁぁ。」
無情にも、マネージャーが呼ぶ声がした。
…
「で、翔ちゃん。
ロケの内容って知ってる?」
車から降りて、
浜辺に向かう道筋。
二人でコソコソと話しながら、
白い砂浜を歩いてく。
「わからん。
新番組ってことで、
ここに連れてこられた。
言われたのは雅紀がいるってことだけ。
あとはどうにかしてくれってさ。」
って、
随分と丸投げな作りだこと。
何すればいいんだろ。
「あ、
あれじゃないか?」
浜辺の真ん中には、なぜか円形ステージ。
舞台にはここからは見えないけど、
大きな横看板がつけてある。
きっと新番組の名前が書いてあるんだろう。
ざっざっざ。
砂浜を翔ちゃんと歩いていくと、
どんどんその看板の字が見えてくる、
「ん?
お、おかえり?
りーだー?
ええっ。
『お帰りリーダー』って書いてあるっ!?」
看板の字が見えた瞬間、
翔ちゃんと目を見交わす。
それって?
まさかっ?
ステージまで走っていくと、
紛れもないあのシルエット。
「智くんっ!」
翔ちゃんの叫ぶ声を背中に受けて、
ステージのリーダーに飛びつく。
「リーダーお帰りっ!」
ぎゅっとあいかわらず柔らかな猫のようなリーダーに抱きつくと、
「ただいま。相葉ちゃん。」
リーダーがふにゃんとわらいながら、
俺を抱きしめた。
⭐︎おしまい⭐︎
ここで、
目が覚めました。
気がついたら
頬が濡れてました。
今回、
コメントで、
「私の頭の中を見てみたい」
って、
いろんな方に言っていただけたのですが、
夢の中でも、
こんなことばっかり
考えているようです。
今回は、
脚色
一切なしで
夢で見たそのまんまです。
…
書いててちょっと
うるっときちゃったので、
また、
かるーい話でも
後で入れておきますね。
さぁ。
アンケートももうすぐ
締め切りですが、
駆け抜けろのほかに
何か
かきたいなぁ。
何を書こうか悩んでる私です。
あ、
コメントの中で、
黒葉さんの話が読みたいっていう
ご要望がちょいちょいありましたが、
私のよく知ってる
るまさんっていう人が、
黒葉のお話ブログやってますよー。
(いまは、
おやすみしてます。)
探してあげてくださいね。