相葉さん。
よくわかってんよな。

ありがたいわ。




心の中で相葉さんに頭を下げる。



わざと、
櫻井に怒ったふりして、
向こうにみんなを引き連れてくれた。




マンチカンになった山田は、
このまま腹が膨れたら、
裸のまま、
人間に戻るはずだ。


そんな辱めに合わさぬよう、
服とシーツを用意してくれてる。



完璧に櫻井のこの家を仕切ってるし、
実質の主人はあの人だな。



ミルクをぺろぺろ舐めてたマンチカンにそおっとシーツをかぶせて、
そして、
アフタヌーンティーの小さく切られたサンドイッチや、
スコーンを食べさせていく。



ぱくぱく。


やっぱり、
お腹空いてたんだろうなぁ。

無心に食べるその姿も、
可愛らしすぎる。


「あせんなくていいよ?
俺がお前を治してあげるから。

ゆっくりお食べ。」


頭を優しく撫でながら、
食べるのを見つめていたら。






ぽんっ。




いきなりシーツに包まれて、



まるで、
竹取物語の姫のように
きらきらな笑顔が現れて、




「ああっ。
もどったぁぁぁぁ。


こわかったぁぁぁ。」



まるでギリシャのビーナスのように
シーツで美しい裸体を包まれた山田が、
俺に抱きついた。





⭐︎つづく⭐︎