ボランティアの参加費 Ⅲ | 柳はみどり、花はくれなゐ

柳はみどり、花はくれなゐ

見るほどにみなそのままの姿かな 柳は緑 花は紅 一休禅師
 
元は、宋代の詩人蘇東坡(そとうば・卒塔婆ではない)の緑花紅真面目。真面目は、しんめんもくと読む。まじめではない。
 
春の景色の美しさの表現であり、自然のままが一番という、禅の考えでもある。

 おはようです^^

 私はボランティアに興味はない。
 しかし、3回ほど経験がある。頼まれたからである。
 
3回とも交通費はともかく、参加費などの支払いはなかった。
 
1、公民館でバザーの値つけ作業。朝から夕方まで。昼食付き(ただし、飲み物は自前)
  冷えた『ほか弁』って^^;
 
2、朝から昼まで、知的障害者とうどんのタネを作る。
  昼食をとる。そして、ゲームをして遊ぶ。
  (この間、うどんのタネを寝かせているです)
  うどんを切って茹で、3時のおやつに食べる。
  なかなかに、美味であった。
 
3、放課後学級で、当番がドタキャンしたため、
子供を見守る。代役である。
  何もせんが、おやつはちゃんと食べる。
 
 まあ、普通はこんなものだよね。
 
 知人の大学生K子がやっている、
知的障害青年とのレクリエーションのボランティアは、かなり好待遇である。
 
 
知的障害者訓練施設出身者の親達が作っている団体なので、資金的には困らない。自分の子供のために、お金を使うのだから。
 
 集合場所まではK子の自費であったが、その先は向こう持ち。
 例えばハイキングなら、池袋に集合し、そこから先の秩父方面への電車賃は往復とも、負担はない。
 ボーリング大会なども無料である。大会後にお茶とケーキ付。
 一泊二日のスキーも、参加費などはない。
 
 ボランティアが、活動に伴う費用を負担してもらっても、構わない事になっているのです。

 あと、記念品をもらう位も許容範囲。
 スキー旅行では、温泉まんじゅうのお土産付きでしたとさ。
   
 一方、ボランティア募集を商売にしているのでは?と疑ってしまう、ものもある。
 ボランティア募集を謳いながら『参加代金』と表示してあるのは、ほぼ確実に商売であろう。
 利用バス会社は、常に同じ会社なのである。
 詐欺などにならぬよう、『代金』と表示しているだけでは?
 
 もう、旅行社といっていいほど、ボランティアツアーを企画するNPO法人。交通費とは別に、参加費がいる。

参加費は、特定非営利活動法人(NPO法人)●●●の活動資金として有効活用します
 というのは、商売ではないのか?
特定非営利活動法人だって、活動資金は必要です
「活動資金って、職員の給料のこと?」
一部、含まれます
 参加費が飯のタネであれば、商売では?
    
 公的補助金をもらっているはずの社会福祉法人でも、ボランティアに参加費が必要なものがある。
 施設内で、老人や知的障害者の話し相手をするのに、なにか費用がかかるのだろうか?
 
 いくつかの施設に、訊いたり、行ってみた人がいます。 
 冷やかしじゃないのです。福祉系の大学生ですけどね、レポートを書くのです。
 
 次回はその内容を。
 
                       くれなゐ