初診までの間に、体外受精についてのクリニックの動画の閲覧と、数種類の同意書にサインをして来るよう言われました。
動画は正直、当時は無知過ぎて、胚...?胚盤胞...?凍結移植...?と夫とふたりで頭をはてなだらけにしていました。
12月某日、夫と一緒に、採血の結果を聞きます。
これで私の、1前後と言われたAMHの本当の数値と、他にも不妊因子があれば分かってしまう。
院長「プロラクチンが高いですね。授乳中に高くなる数値です。授乳中は妊娠しないでしょ?
母乳が出たり、生理不順はないですか?」
私「ないです...(母乳?!なんて出ないし、排卵は正常って近所の産婦人科では言われたし)」
院長「そうですか、まぁ数値は薬で直ぐ下がるのでね、飲んでいきましょう」
妊娠希望の女性のプロラクチン正常値は5-15ng/mL前後のところ、私は46.2ng/mLでした。
思い当たる節がないのに、どうして...と頭を抱えましたが、プロラクチンが高い以上、私は紛れもなく高プロラクチン血症なのでしょう、素直に受け入れて治療をすることとします。
この時処方していただいたカベルゴリンというお薬、なんと週1回寝る前に飲むだけで効くという...
ほんとに効くの?と半信半疑で飲むこと数週間、なんと7.2ng/mLまで下がりました
こんなに簡単に下がってしまう数値が、不妊に影響しているんですね...不思議です。。
院長「あとビタミンDが不足しています、食事でなかなか摂りにくいと思うので、こちらはサプリメント出しておきますね。エレビットも出すので、一緒に毎朝飲んでください」
ビタミンDの数値が低いと着床率や妊娠率も下がるそうです。現代人は不足しがちだそう。葉酸で有名なエレビットも、やはり必要のようで処方されました。
ここで診療が終わりそうになり、AMHのことを思い出します!!!
検査結果を目で追うと...0.41ng/mLとありました。
1前後と言われたAMH、1.3でも0.7でもなく、0.41でした。
34歳にして、45歳相当の数値です。
院長「妊娠のしにくさとは関係ありません。ただ卵が無くなってしまうと大変なので、早めにステップアップした方がいいでしょう」
現実を突きつけられ、でも低AMHは分かっていたので、泣くことはなく診察室を後にしました。