参考資料などを提示します。あとよろしければ作品の感想などもください。
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ハロウィン
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%AD%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%B3
ジャックランタン
ウィルオウィスプ
ビジュアル博物館シリーズ 同朋舎出版
城
中世ヨーロッパ
宗教
武器と甲冑
グリム童話 鍛冶屋と悪魔
中世への旅 都市と庶民 白水社
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中世への旅 都市と庶民 白水社
時は過ぎ、樹の上に一匹の黒ネコが座っていた。
「虚しいものよ。吾輩は魔力も領地も名声もサタンの称号までも失った。ただ一つの魂のために、だが後悔は無い。全てを賭けるに値する魂だった」
森の奥に光が見える。
「鬼火か、あれはウィル!」
「オセか、互いになんて成りだ」
鬼火を纏った案山子は飛んできて答えた。
「だが不思議と後悔は無いのであろう」
「年の功って奴かよく解ったな」
「いいや、何となくそんな気がしただけだ。互いに後悔は無いが失うものが大きすぎた」
オセは暫くして、思いついた。考えを口にした。
「ウィル、吾輩はお前を倒す。死ぬ事が出来ぬ天国にも地獄にも行けないお前を何とかして倒し、魔界に帰る」
「好きにすればいい。どうやって殺すか考えてくれ。もう俺は人でないものだ。どうにでもなれよ」
「ウィル、そちは吾輩を倒し契約を無効にせよ。人間としての存在を取り戻せ。吾輩から今度こそ全てを奪い去れ、この命も、この虚しさも」
「二つ聞きたい事がある。なぜ契約した瞬間殺さなかった。出来ただろう? それとドウリの事を知っているか?」
「趣味の問題だ。吾輩はそのような事はこのまん。それと幾らかの油断もあったがな。彼女は無事に天国に行ったよ。追放される、前に耳にはさんだ」
「そうかい……ったく倒すだ、倒せだ、言ってる事がめちゃくちゃだな。だが、やってやる。失って人間って存在の価値が分かった。お前を倒し俺は人として死ぬ」
こうして、鍛冶屋と悪魔の戦いは悪魔と悪霊の戦いになり、その後を知る者はいない。
樹から十字架が抜かれた。
「さて、悪魔お前はあいつを二度も殺したって事でいいんだよな」
「いかにも、彼女を葬ったのは吾輩だ」
「樹から降りて構えろ」
「やめておけ。万に一つの勝ち目のない」
「理由じゃないな、戦いは一方の意思があればできるだろう」
「吾輩はいいようにされた後だ手加減は出来ぬし、するつもちも無い。そもそもこの様な直接的な戦いはこのまないが……まあ最後くらいよかろう」