小学生のときに仲が良かったななみちゃんの家族は、2人ともいつも笑顔だった。
わたしには考えられなかった。
作り物にみえた。
でもななみちゃんもいつもステキな笑顔で、この大人たちの笑顔が本物かどうかはわからないけど、ななみちゃんは本当に笑顔だと思った。
2人は他人の子供であるわたしの前だからあんなに笑顔だったのだろうか。
でもななみちゃんの笑顔をみてると、とてもそうとは思えない。
一人娘として愛情いっぱいに育てられてる子だった。

今のわたしの卑屈さをななみちゃんがみたら、一体どう思うだろう。
少なくとも近くにはいたがらないだろうな。
そういえばなんでわたしの側にいたいって言ってくれる人がたくさんいるんだろう。
こんなに卑屈でひねくれててめんどくさいのに。
でも近くにいてくれる人に限って、わたしは興味をもてないの。
意識の問題なのかな。
側にいてくれてありがたいとだけは思っておこう。
恵まれてることに感謝しよう。