中学生のころ生きるのが辛くて昼休みは毎日本を読んでた。
本が面白かったわけではなくて、することがなくてぼーっとしていたいけど、それじゃ不自然で、心配した人が周りに集まってくるのがイヤだったから本を読んでた。
わたしは友達が多かった覚えは決してないし、この辛さと向き合うためにひとりでいたいと感じることも多かったけど、常に周りに人はいた気がする。
ひとりでいたから逆に近寄りやすかったんだろうか。
席がグループそのものにすっぽり覆われることもあったし、グループからあぶれてしまった子がひとりでやってくることもあった。
どちらかというと後者のことの方がよくあったと思う。
彼女との関わりはじめもそうだった。
バスケ部のグループとうまくいかなくなってしまった彼女は、わたしへ「これから仲良くなりたい」と言ってきてくれた。
彼女とはなんというか、すごくウマが合った。
合いすぎて好きになってしまった。
あのとき初めて自分は人をなんの工夫もなく愛するとめちゃくちゃ重くなることを知ったし、相手の言葉を叶えるだけでは相手をしあわせにすることはできないと知った。
いまなら彼女とうまくやれるかと聞かれたら、無理だと答える。
わたしは未だに彼女のことを好きすぎる。