【俳句】2012年4月 | 短律系詩人 句句句のQ

短律系詩人 句句句のQ

俳句、短歌、川柳、都々逸
短律と呼ばれる詩を書いたりしてます。
コントや なんちゃって落語も書きます。詩的に。

げっそりと白豚になれ四月馬鹿
入学にいくらかかるの払えない
シクラメン泪を落とす場所がない
治聾酒が心の穴から漏れている
若草をサンドウェッジで根こそぎ
朝きても生きる意味無し春の闇
泣き叫ぶ毬藻海へと逃がす孫
生と死のシーソーゲーム薄氷
生き恥をさらしています丸い春
清明や僕がいないと君は楽
何度目の春長く生き過ぎている
死神を副業にする桜守
満開の冷えた桜に沈む船 
堕天使も枝垂れ桜で白くなり 
漆黒の翼の痕に桜KISS   
JOKERが姿を消して花吹雪    
夜桜の影で小悪魔服を脱ぎ    
邪教徒を根絶やしにして花の宴
堕天使の血を吸い桜花開く    
あの世にも持っていきたい八重桜 
国境をまたいで桜咲いており
不器用な詩人を撫でる桜まじ
花篝燃えてくれるなまた泣ける 
哲学の道を流れる花筏  
散るまでの夢と知りつつ桜酒
高瀬川乳飲み子抱いて花の雨
岡崎の桜回廊象の声
金閣が邪魔だと桜言っており
狛犬も花に酔わされおとなしい
一線を画した桜土曜散る
言霊のゲームで集う桜夢
抱かれては詩に変わってく雪崩たち
両親をなんども殺す春の夢
エイプリルフールで私捕まった
渦潮が竜巻呼んでガチ相撲
渦潮の底で待ってる海坊主
苗木市 火遁木遁術比べ
角が落ち今こそ鹿の狙いどき
せんべいと落とし角とのトレードね
落とし角違うところを落とそうか
灰色の都踊りや孤独の瞳 
蛤が吐き出す夢で銭儲け
恋猫の振りおろす剣のどかなり
レタス喰う親に事実を告げられぬ
気配りも目配りもして落花かな
春装のプラネタリウム高いびき
仔猫飼う育って欲しい健やかに
猫を抱く女装少年芽吹くなり
姉の歳こえてしまって石鹸玉
ナミダよりサクラが似合う君と4時
知的美女5人とデート花疲れ
ポルシェって高いんですね蕨狩
蕨詰め高級外車煙り吹き
春の雨歪んで続く変拍子
春の川溺れてみても無反応
姉の歳こえてしまって石鹸玉
蛤が吐き出す夢で銭儲け
二本足歩行でついに青き踏む
春鰯供述どおり遺体あり
鐘供養静御前のコスプレで
アスパラを舐めてバーテンじつと見る
めかり時カフェイン剤をコーヒーで
アイプチと睫毛エクステ新社員
妖艶なグラビアポーズ蓬餅
水やりをほっこりーなで穀雨かな
隠してる悪魔のブラで春の星
春暑し悪い夢見る酒を飲む
畦青むトラウマいまだ消えてない
山遊び天狗がオニのかくれんぼ
番長は両手に独活を持っている
白藤や就活のため部活する
座禅草歓楽街に咲いている
独身は創作のため荷風の忌