駄文ぶんぶん | 徒然なまま

徒然なまま

腐女子なやつが気ままに愚痴やら萌えやら死にたがりな内容をツラツラ書いているブログです。好き BL漫画(ねこ田米蔵さん)や(夏目イサクさん)若手俳優。舞台観劇が趣味 基本ミーハーで絡みは苦手です。以上

脳内に浮かんだのでつらつら書くだけのもの

駄文なので、読もうなんて思う人はつまらなくとも自己責任でよろしくお願いいたします。










「こんな未来絶対阻止してみせる」


~現在~

朝から絡んできている

このザ、陽キャな男は坂本こうた

高校二年

初めて一緒のクラスになったコイツは

なぜだが分からないが

ザ陰キャ…いやザヲタクな見た目なこの俺の所に毎朝必ずやって来ては絡むのだ。


坂本「おはよー藤堂は昨日の月9見た?ヤバくなかった?ミオちゃん可愛すぎだよな~」

人の机になんの迷いもせず座りこっちを向いて

一言だって返さない俺にこの2ヶ月ずっと話しかけるのをやめない。

流石に毎日シカトしてるのだ

普通なら嫌っていると気付くもの

気付いたならやめるだろ

やらなくなるだろ

でも坂本は何故かやめない

一言も返さないのに

毎朝当たり前のように話しかけてくるんだ


そんなキチガイな坂本は

クラスの人気者で女子人気もそりゃもう高い

俺に無視されてるのに話しかけているこの日常ですら女子たちからは「坂本くん優しいよね」の話題提供となっている。


流石に2ヶ月もこの状態が続くとは思っていなかった俺はこの日遂に限界を越えた。


「ミオちゃんのさ声が良いと思わん?あの声で毎朝起こされたいよな!」

普段なら無視を続けるとこだが俺は

「オマエうっさいんだよ朝から」

目立つことをしたくなかったしするつもりだって無かった

けれど俺はつい我慢が出来なくなった

関わってほしくなかった

もう終わりにしてほしかった

本当にそれだけだったんだ


「あっ、返事した、おまえ声だせんだ」

こっちが睨んでる事実などお構いなしに

無視ではなくなったことを喜んでいるようにも見えた。


「おまえの声もいいな、もっとなんか話してよ」

「…オマエは人の話聞こえないの?話しかけんな金輪際俺はオマエみたいなの嫌いだから」


もうどうにでもなれと

本音を言ってしまった。


「え~嫌われてたんだオレ…悲しいなオレはおまえのこと好きだよ」

そう言って何故か頭を撫でてからやっと席を離れていった。


陽キャと言うのは

こんなにも会話にならないのか


コイツはどうしてこんなにおかしいんだ


翌日も

嫌いだとハッキリ伝えた翌日も

坂本はそれが当たり前と言うように

今日も朝から俺の席の前に来て

「おはよ、昨日さあれから考えてみたんだけど

オレやっぱり嫌われる理由わかんないんだよ」

むしろなぜ好かれている前提なんだコイツ


「でな、もし本当に嫌いなのだとしたらそれってオレのこと知らないからなんじゃないかって思ったんだ」


どんどん変な方向に進んでいる気がする


これはどんな罠なんだ


「これからはオレのこと知ってもらうよう色々教えるな!」


ナニをどう受け取ったらこんな思考になるんだよ!!!!


「いい、兎に角俺はオマエとは話したくないし俺に近寄っても欲しくないんだよ。分かったら消えろ」


「よし!じゃあこうしよう!1ヶ月、1ヶ月オレと友達だと思って過ごしてみてよ、好きになるよ絶対、な?」


「誰がやるか、友達なんぞなるか」


「おまえは他人に理由もなく拒絶されたら悲しくない?オレは悲しいし知ってくれたら仲良くなれるのにって思う」


「俺はオマエじゃないから悲しくないし拒絶されたら会わない」


「今日は過去一話せてるな」


「…」


「なんで黙るんだよもっと言えよ聞くからさ」


気付けば確かにそうだ

こんなにラリーを続けて話したのは初めてだ

内容はどうあれコイツの言う通り

俺は会話をしていた


なんだか悔しくて

それ以上話すのを止めた



アイツは物足りなそうな顔をしてチャイムと共に席に戻っていった



また明日からは無視だ無視!

そう心に決めた帰り道

ふと普段見ない路上占いに目が止まった

見た目60はいってそうなおばさんが

いかにもな胡散臭げな占いと書いてある木の板を人一人分程のテーブルにそれだけで机が埋まりそうな大きさの水晶を置いてこっちを見てくる。


ゆっくり手招きをされ俺は思わず空いていたおばさんの向かいになる位置にあった椅子に腰を掛けた。


「こんにちは、今ちょっと悩んでいることがあるね」

占い師はそう話し始めた

「あっ、すみません!!」慌てて立ち上がり

「お金とかないのに何故か座ってしまって」

俺は急いでその場を離れようとしたが

「お金はいらないよあんたの未来を見せてあげる」

その言葉に足は止まりまた静かに腰を掛けた

こんなの嘘っぱちだきっとあとから請求されたりする詐偽だ

そう思っているのに

どうしても見てみたくなっていた

俺の未来を


「詐偽なんてしないよ失礼な子だね」

口に出して言っていたか!?と思う間もなく

「ほれその水晶をよく見とくんだよ」

と言い出し水晶におばさんが手をかざすと

そこに映像が映し出されて来たのだ


映し出された映像は

想像していた未来とはまるで違うものだった


大学生位のように見える俺と…俺のとなりには大嫌いな坂本がいて

いて、、


どこからどう見てもイチャイチャしている

これはおかしい

こんなハズあるわけがない


俺が?なんで???

コイツはきっとアイツが悪ふざけしてるに違いない


「これは確実に起きる未来だよ」


その言葉が聞こえたと思ったときには俺は意識を飛ばしていた。

目が覚めると目の前には坂本がいて

「おい!藤堂!藤堂!!!」

俺の名前を呼びながらそんな揺らすなと言いたくなるほど揺らしている、

「や、やめ、やめろって!!」

揺らしている手を振り払って起き上がる


あれは夢か

そりゃそうだよな

疲れてたのか

疲労か


「こんなとこに倒れて大丈夫なのかよ」

心配そうに見てくるコイツ

俺はさっきまで目にしていた映像を思い出して


「ほっとけ!!」


恥ずかしさで走ってその場から逃げ出した。


アレはなんだったんだ

夢だ

あんなの夢に決まってる





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