_¢(・ω・`)写真は心の妄想を書き立てた。 | 徒然なまま

徒然なまま

腐女子なやつが気ままに愚痴やら萌えやら死にたがりな内容をツラツラ書いているブログです。好き BL漫画(ねこ田米蔵さん)や(夏目イサクさん)若手俳優。舞台観劇が趣味 基本ミーハーで絡みは苦手です。以上

妄想の消化

創作
駄文
BL嫌いは見ないでね。

私の妄想書いてるだけなのでスルーしてください。
自己顕示欲発散の為です。









依頼を受けて人殺しをしていた犬
その日依頼された相手はまだ幼さの残る青年猫犬はこんな子がと思いつつ何時ものように終わらそうとすると青年は犬に気付いて「今度はあなたが僕を殺しに来たんですね」と笑顔を見せた。
その笑顔を見た途端に手は止まり初めて仕事を失敗する。

青年は殺しに来たハズの人間が殺す素振りも見せないので不思議になり尋ねる
「どうかしましたか?」
あまりにも死ぬことへ恐怖を持たない青年が面白くなった犬

「いや、肝が据わってると思ってな」
その言葉を聞いた青年は鼻で笑うと
「もうあなたで5人目にもなるのでつい、ご依頼主さんは余程僕が邪魔のようですね」
となんともないように言うのだった

「5人目、、そんなに狙われて生き延びれるなんて随分強いんだな」
なにか特別な力でもあるんだろうか?
やり返しするようならすぐにでも殺そう
そう心の中で呟く

「いいえ、ただ死にたくないから殺さないでくださいってお願いしたら皆さんやめてくれただけですよ」 
当たり前のように話す内容は
あまりにもなものだった
「そんなウソを誰が信じる?」
それでやめるなら人殺しの依頼なんて誰も受けないさ
「ならあなたは僕を殺す?」
その筈なのに手はもう彼への殺意を失っていた
「それが依頼だからな」
殺らなければ金も入らないだけではない
「でも僕は死にたくない」
だろうな死にたい奴はいても殺されたい奴はいない
「そんなの俺が知ったこっちゃない」
こんなにお喋りしている時間もないと言うのに何故だか耳を傾けて
「殺さないでもらうにはどうしたら良いですか?」
会話を続けてしまう。

「死んだことにする」
馬鹿げた提案だった

「えっ?」 
驚いた顔をしたかと思えば
何がそんなに面白いのか
何も知らない子供のように笑い出した

「そんなこと出来るんですか?」
昔に1度どうしても手にかけれなかった奴でやった方法でやれば
「やれなくはない」
簡単ではないがどうにか出来るだろう
「死なずに済むなら、その案乗ります」 
悩む素振りも見せず決めた青年
「お前やっぱり肝が据わってるよ」
いや、肝が据わってると言うよりはただの変人かもしれないな
「褒めてます?貶してます?」
どっちにしても嬉しくはないだろうに
「どっちもだよ」
そう言われた青年は淀みを知らなそうな顔をして自分を殺しに来た男を見つめていた。

こうして青年を死人にする作業を始めた。