先輩×後輩
「またこんなに呑んで、ちゃんと歩いてくださいよ」
重そうに運びながら愚痴を垂れる後輩
『う~ん』
わざとらしく声をだしても気付かない
「ほら家着きましたよ、鍵どこですか?」
だいぶ呆れてる声を出してるのに見捨てないあたりこいつの良さが出てるよ
『どこだっけな~あはは』
「勝手に見ますよ」
「あった」
ドアを開けると玄関に俺を座らせ
「じゃ、あんま飲み過ぎないほうが良いですよ若くないんですし」
と余計な一言を加えて帰ろうとする
後ろを向いた瞬間腕を掴んで家の中に引き戻す
「えっ」
ビックリしてる間に引き寄せた身体を抱き締める
「はっ?」
状況を掴めていない彼にキスをする
「っなにし…」
抵抗を無視して深く口の中を犯す
唇を離すと
目に涙を浮かべてる彼が映る
あぁ
ごめん
もう抑えられない
そのまま抱き抱えベッドへ運ぶ
「なに考えて」
口調は強めなのに
突き飛ばせる力もあるだろうに
拒みはしない
そのまま
彼を犯して
朝
彼は居なかった
『やべぇな。』
仕事場に着くもアイツはいない
辞めたらどうするかな。。
「遅れました!!すみません!!」
何事もなかったように
遅刻してきたアイツ
『…あぁ』
なんともない?
なんか言いたいことないの?
あまりに変わらない彼に何故か苛立つ
なにを求めてるのだろう俺は