ほんの遊び心
困れば良い
そう思った。
毎日机に向かって
飽きもせず
勉強をするアイツが
目に焼きついたまま
気になるのは
アイツが生意気だからだと思っていた。
何かと鼻につき腹も立った
理由はわからなかったが
顔を見るだけで苛立つことも多かった。
いつも澄ましていてカッコつけてるように思えた。
傷付けば良い
本当にあの時はそう思ったんだ。
あの瞬間までは確かに。
泣いた姿を見るのは初めてだった
こんなことで泣くかよと言いそうになったが
あまりに真っ直ぐにこっちを見る目に
言いたいことは全て飲み込まれた。