”【新生児】育児が辛いって声に出して言えなかった。” | 徒然なまま

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腐女子なやつが気ままに愚痴やら萌えやら死にたがりな内容をツラツラ書いているブログです。好き BL漫画(ねこ田米蔵さん)や(夏目イサクさん)若手俳優。舞台観劇が趣味 基本ミーハーで絡みは苦手です。以上





育児するには他者の手伝いが必要。





私の母は4人私達が小学生になるまでは完全専業主婦で家に常に居て4人と365日24時間いる生活だったのだが育児に対して大変だったことを聞いても特にないと言う。

そして子がいる人によくあなたのお母さんは偉いとかすごいとか言われてた。

4人抱えてって今だと尚更難しいのかなと。

母は姉がこの子のように床に寝かすと起きる子だったから壁に背をつけたり身体が崩れないよう対策して母は座って姉を抱いたまま寝るようになったって言ってた。どうせ少しの間で、そのうち床に寝るようになるだろうと思ってたしねといいそれは苦じゃなかったの?と聞いたが苦じゃなかったよと。

他にも母は今の人が大変とか辛いって感じることをきっと体験してる(4人もいるからね)でも母はわからないって言うてて子育てしてて辛いことも苦しいことも無かったから大変なこともなかったって言うの。
それはなぜかと聞いたら
隣のおばさんや近隣の住民の方が私達の面倒を見てくれていたからねという。
子供が泣いても怒鳴るような人のいない環境で
日中2歳〜4歳児が外で遊んでても誰かが見ていて何かあれば親の元に戻してくれてとても
安全な場所で育つことができたからって言うのが大きかったって言っていた。


しかし他者との関わりなど色々な事柄が1つ1つ苦痛になる人もいれば母のように苦にならずそれが楽だと思う人もいる。
人のタイプは様々なので


私の姉はどちらかというと苦になる人で
母にヘルプの電話してきて日中は母が見て姉は寝たんだ。

苦になる人は助けが必要
声に出してヘルプを伝えることが大切
睡眠時間が取れないって判断能力低下するし
本当にちょっとのことがイライラのスイッチになる。

他人にはわからないかも知れないけど
自分の子供の泣き声に嫌気がさしてしまうことすらある

たとえそれを感じても
親失格なのでも
母親としてダメなわけでもなく
普通のこと。
当たり前のこと。

生活リズムが崩れる上に子に常に気を張り寝れても熟睡前に起こされるそれが日常となり周りは育児はそんなものと突き放すだけ
世界に1人の様にも感じる
外にも行けず
他人の目を気にして
泣く子を怒鳴ってしまうと自己嫌悪すらもつ



最初につらいと言えてたらきっとって気持ちは
誰もが通る苦悩の1つなのかも知れない。



姉はギリギリまで1人で頑張ってて
夜中に泣きながらヘルプの電話
子を殺してしまいそうだと言う不安がきっとあったんだと思う。
泣き叫ぶ子の口を塞いだから
電話口で泣き続ける姉に母はとても冷静に
死んでないでしょ、殺してないんだから大丈夫、泣かれるのが嫌だっただけなんだからって姉の気持ちに寄り添ってて朝一で行くからそれまでは面倒みなさいって。
それから1カ月間母が毎日昼間は面倒見て私達も買い物したいとかそう言うときは姉の家いって子供見て、その間に好きなこと出来るようしていた。

子を産むことも育てることも覚悟の上でも
孤独感や疎外感、不規則になる生活に子供の事だけになる生活。
私を失い
私が死んでいく
そんな気持ちを
持つことすら罪のようになる。

姉を見て思ったことは
子育ては理解と共感と自分時間を作ってもらうことが大切なのだと。

子供とずっといることが平気な人もいれば
子供と距離を置いて接することで上手くいく人もいる。

姉は後者で今でもずっと一緒の日が続いてくるとイライラが増える。
なので今でも月に2、3回は誰かしらが姉宅に行って姉の時間を作っている。


姉だって覚悟して産んだし
命かけて産んだんだ
殺したくないし大好きだから怒鳴りたくもない
けど
イヤイヤばかりの子にどうしようもなくなる
喚く子にどうしようもなくなる
子育てをすることを
母親だけに押し付けると
死ぬよ。
どっちも
本当に

責任感云々ではなく
子育てを甘く見てたからでもなく
追い詰めると人は死ぬ。
何気ない無責任な言葉に
人は死ぬ。

大変さの感じ方はそれぞれ。

当たり前かも知れない苦しさでも
その人にとってそれが明日を生きることをやめたいくらいの苦痛かも知れない。
苦しいと言われたら自分の苦痛話ではなくて
寄り添ってその苦しさにただ頷いてくれるだけでいい。


もっと大変な人がいるなんて言葉は
ナイフのように心を刺すだけ。
頑張りが足りないなんて言葉は
鎖になり助けと言えなくする。