無条件で愛を注がれた幼少期
ずっと当たり前に与えられるものだと疑うことすら知らないまま過ごした
いつしか愛を感じることが減って求めることが増えた
気付けば与えられる愛を疑い信じられなくなっては悲しみに締め付けられた
そこにあるのに見えなくてちゃんとあるのに手離した
握られた手を振り払って見捨てられたと嘆いた
小さい頃から与えられていたのに
変わらずに大切にされているのに
大きくなればなるほど
年を重ねれば重ねるほど
疑い信じられなくなる
どんな言葉も偽りに思えてどんな態度もうわべだけな気がして
受け入れられなくなってしまう
求めてばかりで与えない