僕に触れるな
僕に構うな
君らは言った
僕には生きる価値がない
僕なんかは死んだ方がいい
ありきたりな言葉で
大人が言う
キミの命も他の人と同じ尊い命なんだと
命に軽いも重いも上も下もない
平等に救われるべき命なのだと
大人は嘘ばかりだ
僕に心なんていらない
誰も僕に近づかないでくれ
誰かが言った
未来は幸せかもしれないと
君たちには幸せなのかもしれない未来
僕にはいらない未来
僕より上なのだと
君らは見下し罵り楽しそうに生きる
大人は
いい顔をしありきたりな言葉を吐きながら生きている
僕を救えるモノなんて存在しない
君たちには分からない
大人には理解できない
僕に触れるな
僕に構うな
僕に近づくな
僕はなぜ生きたの
僕はなぜこの世に産まれたの
アナタは僕の何
そうだ
明日にでも空に飛ぼう
僕は幸せより楽になりたい
空に飛ぶコトは死ぬコトじゃない
僕はただ楽になるだけ
今の苦しみを終える為に
大人の正義は聞き飽きた