12月14日、高輪泉岳寺義士祭、義士討ち入りの日である。元禄15年(1702年)から308年経過した。赤穂浪士が吉良上野介(良央)を12月14日に討った。翌年2月4日切腹。5代将軍綱吉の治世。元禄繚乱(りょうらん)の大河ドラマを思い出す。 皆、潔かった。思うに、この時代、日本も日本人も完成されていたのだろう。その後の300年の時代は流れできているだけかもしれない。ある意味、退廃している今の時代、完成されていた江戸文化から学ばなくてはならない事はことは山ほどあるのだろう。とにもかくにも、日本の年末は忠臣蔵に対する思いをきっかけとして、歴史考察を深めたいものである。