今日は葵祭(加茂祭)。京都を代表する祭事。下鴨神社ご祭神は賀茂建角身(カモタケツヌミ)命とその御子の玉依姫((タマヨリヒメ)命、上賀茂神社ご祭神は玉依姫命の御子にあたる賀茂別雷(カモワケイカヅチ)大神。鴨社を代々祭った鴨氏は奈良葛城古代王朝(大和朝廷の前の王朝)を祖とする高貴な出である。下鴨ご祭神の賀茂タケツヌミ命は神武東征の際、ヤタガラスに変身して天皇を熊野から大和国へ先導した神である。一方、神武天皇の母はまた、玉依姫命であるから、賀茂タケツヌミ命は、ヤタガラスに変身して、ご自信の孫を導いたことになるし、賀茂ワケイカヅチ大神は、神武天皇の兄弟ということになる。修験道開祖・ 役小角(エンノオヅヌ)は葛城・鴨氏の出である。江戸幕末まで時代が下ると、賀茂神道が発展し、上加茂社人の梅辻規清(うめつじのりきよ)(1798~1861)が烏伝(カラスツ゛タエ)神道を創唱し江戸で布教した。梅辻氏は弾圧されて島流しになり、八丈島で客死している。これら古代奈良・葛城王朝から続く鴨氏の系譜は連綿と今日の葵祭りに引き継がれているのであろう。鴨社ご祭神の大神様方の益々のご開運をお祈り申し上げます。