五島勉著「未来仏ミロクの指は何をさしているか」青萠(ホウ)堂刊を読了した。京都太秦の広隆寺ミロク菩薩さまは、ただ心に深くこの像を思い浮かべ、「南無ミロク菩薩」とそっととなえて合掌するだけでいいという。お金も団体に入ることも要らない。世界一美しい純粋な像なので、見つめる人の脳を癒し、そこから、明るい希望、意欲、アイデア、決断が生まれる大きな可能性があるという。「法滅尽品」というお釈迦さまの遺言を、また、ミロクという不思議な未来仏の使命を、謎の天才彫り師が精魂こめて具体化した像。それを脳で受持する人は「法滅の危機」の中から蘇るという。以前、ノストラダムス関連の著書で、かなり楽しませてもらった五島氏の2010年3月25日刊の著作である。ノストラダムスシリーズの最終章では、イエス・キリストが、1999年近辺で降臨する、との結論だったと思う。フランスの修道院で仕入れた情報からの結論だった。結局、本書によれば1999年7月から2年2月遅れで同時多発テロが起こ
り、"恐怖の大王"の予言が当たったのだという。アンゴルモアの大王はモンゴルの大王を指し、チンギス・ハーンに象徴される、元・中国の事だという。今年82歳になる五島氏の謎解きの仕事は一生続いている。聖徳太子関連の著書は昔から書いておられるが、今回は、「ミロク菩薩さまを頼りに"強い信念"を持ちなさい」、(同書P224)との結論であった。今、正に、ある意味"法滅の世"、ミロクさまの存在は確かに救いではあろう。本書はその事を思い起こさせてくれた。なお、同書の中での推薦図書2冊 ①「黙示録2025年」稲村博 朝日出版社 ②IQ84 村上春樹 新潮社