持戒→「道徳・法律等は人が作り、現在はますます複雑になっている。私たちは高度な常識を持ち、瞬時瞬時に自らを戒めることが肝要である」 (六波羅密寺の解説より)。明治天皇御製より「神祇(じんぎ)」"目にみえぬ神にむかいてはぢざるは 人の心のまことなりけり"(まこと・・ほんとう、うそのない正しい心、誠) 瀬戸内寂聴著「寂聴さんと巡る京都・集英社インターナショナル」の解説によると、六波羅密寺は 951年、市聖(いちのひじり)、念仏聖と尊崇された空也上人が、茶に小梅干しと結び昆布を入れ、市中を巡り病人を救ったのが、始まり。963年西光寺として諸堂落慶。(弟子・中信が六波羅密寺と改称)「念仏聖として、文字も読めない民衆に、念仏をとなえるだけで救われると教え、踊り念仏を発案して、苦悩にみちたこの世の中にも、一瞬の極楽をかいま見せた空也上人の無限の慈悲と強い信仰に私は今も憧れている」と瀬戸内師はおっしゃっている。