大勢至、得大勢を略して勢至。大勢力をもって修行者を守り、阿弥陀仏の極楽浄土に往生することを妨げる悪神の力を砕く。その智慧の光は一切を照らし、三途(地獄・餓鬼・畜生の三悪道)を離れさせる無上の力を有する。衆生に菩提心の種子を与える。観音菩薩とともに、阿弥陀如来さまの脇侍をつとめる。この菩薩さまの持つ「勢い」の文字が尊い。いわば「勢い菩薩さま」だ。勢いがいただけることほどありがたいことはない。「勢い」なくして、物事を制することなどできないと友常貴仁(ともつねたかひと)氏はいう。そして「気」とは「勢い」だと。氏の禅の老師の言葉は「人はいつでも十九の春を思い出せる。思い出さなきゃいかん。十九の春の勢いを。純真でまっすぐだったあの頃を」。地球の住人は皆、朝、地球全体に満ち満ちている運気をいただき、気品ある勢いをもった人になれるそうだ。よし、明日も日の出の勢いで飛び起き、朝の勢いをものにしよう。勢至菩薩真言おん さん ざん ざん さく そわか。