令和の鉄道回数券

令和の今、回数券が売っていないことが多いです。

JR東日本は2022年9月末を持って回数券の発売を終了しました。


ねとらぼより



これにより、JREポイントの回数券制度に移行しようという取り組み。

紙よりもSuicaの方がメリットを感じれるから


Suicaで回数券のように乗る

これをリピートポイントサービスと呼びます。


ただし、専用サイトで登録が必要です。 

詳しくは以下のリンクで




ただし、表裏一体である。

短所は、11人分の移動で使えなくなること。1人で11回分使う原則であるということ。Suicaの場合、他者同士は不可です。


金券屋にはこれらの制度は無縁です。






例:新宿から渋谷を同一月内に12回乗るとしよう

新宿から渋谷は片道167円です。他の167円でも大丈夫です。


もう一度、他の167円の区間でもカウントされます。例えば、新宿から池袋は片道167円です。


ポイントの付与は日〜土の乗車分を合わせて、翌週にされます。

2024年7月を例に


7月7日(日)行き:167円

    帰り:167円

7月9日(火)行き:167円

    帰り:167円

7月12日(金)行き:167円

    帰り:167円

7月15日(月)〜7月21日(日)の間にまずは18ポイント付与されます。モバイルSuicaの場合です。

7月15日(月)行き:167円

    帰り:167円

7月17日(水)行き:167円

    帰り:167円 (10回目)

7月19日(金) 行き:167円 (11回目)

    帰り:167円 (12回目)

7月22日(月)〜7月28日(日)の間に199ポイント付与されます。さらにモバイルSuicaだと18ポイント付与されます。


11回目以降は、1回乗ったごとに運賃の10%付与されます。

235ポイント付与


これぞ電子回数券です。


 リピートポイントサービスは、モバイルSuicaでもカードのSuicaでも付与率は変わりはありません。


まとめ

これらの制度を活用してる人たちはどれくらいいるのだろうか?

多分、これらの制度を知らずに普通にSuicaをタッチしている人が多そうです。


交通費が回数券で算出する勤務先の場合、この制度を使うのが賢明です。


回数券の廃止のニュースが悲しいですが、こんな制度が出てきていることを忘れてはなりません。


今は今のやり方でスマートに電車に乗ろう