①私の中学生日記の続きです。



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ガイジっていうのは障害者という意味で、当時はイジメる時の言葉というか・・・
私にしてみれば「バカにしている」としか思えなかったけど。

とにかく今の子も使ってるかな?




確かに、ダウン症の男の子がいたのと、
脚に障害を持っていて、ひこずるように歩いていた女の子がいた。
そして、私の事も言っていたのだろうと思った。


「だから何!!!何が悪い!」
って思ったものの。言い返せるわけもなく。


それからというもの、なんか周りが怖くて
なかなか自分が出せなくて、おとなしーっく過ごしていた私。





ホント、人ってなんだろう。ってすごく悩んだ時期だった。
そして、クラスの中でのいじめもひどくて
何もできない自分がすごく悔しかった。
人も信用できないし、いつ誰がいじめの対象になるか分からない
気がして、目立たないように、目立たないようにって思ってた。




脚に障害をもってる女の子とか、別に何もしてないのに
給食のスープの中に消しかすやチョークの粉を入れられてたり。


これは担任の先生にもしてた。


何も知らないその子や、先生は普通に食べて
それをこそこそ見て笑う。


体が大きくて、すごく静かな男の子がいて、
その子にも、わざと喧嘩をけしかけて怒らせて
皆で笑うとか。


ショーモナイいじめを、クラス全員が黙認してる。
やっている情況。
腸が煮えくりかえりそうにムカついたけど、
何もできなくて、言えなくて。
直接いじめなくても、見て見ぬふりも結局いじめと一緒だと思う。





小学生までは思った事も皆の前で言えるし、
皆仲良しで、こんなひどいいじめとかもなかったから
ホントに、その時の環境がすごく嫌だった。
何よりも、自分がだんだん自分じゃなくなる感じがものすごく嫌だった。



幸いにも?私はそういういじめられるということはなかった。
たぶん気が強そうな顔してたんだと思う。


いじめには敏感だったから、こそこそやられててもたぶん気付いたと思うけど
それはなかった。




クラスでケラケラ笑われてると自分の事かと思ったり。
男子が私を見ながらクスクスと話してるのとか、ちょー怖かったけど。
その程度。




「めぐの髪の事●●が言ってたよ。ひどいよね。先生に言うから。」
なんて言ってきた子はいたけど。
その●●って子が、逆にいじめの対象になったり。


まじ、意味が分からん!!なんでそんなに子供なんだー!!!って
さすがにそれは止めたけど。




私の事も影で何を言われていたかは分からない。
というくらい、あまり信用はしてなかった。



一応クラスでも数人仲良くなった友達もいたし、クラブも入ってそっちの方では
だいぶ充実して、自分らしくできる場所は見つけられたけど。




それでも、いじめられている子を見るとどうも他人事とは思えず
でも助けてあげられない自分がいて、
今でも思い出すと胸が痛むし、ホント申し訳ない気持でいっぱいになる。




どうしても、自分を隠す部分が多くなって、
自分に「こうゆう情況だし仕方ない」
って、自分の心に嘘をついて、見てみないふりを
いっぱいしてきた。



私が行動してた事でもしかしたら、
いじめられた子はちょっとは救われたかも知れない。
いじめられなかったかもしれない。

そう考えたらホントホント、心が痛みます。





今度はいじめのないクラスになってくれっと願った中学2年・・・・




③私の中学生日記に続く……