なんか知らない


古い鉄橋の

錆びついた 頼りない姿


汽車が通る


その下を子どもたちが

遊んでいる


ごとごと がたごと

子どもたちが逃げた


でも 汽車は

何ごともなく進んでいる


まるで それが

しようのないことのように


子どもたちが どう思おうが

見ている私が どう思おうと


汽車は

それ以外 何もできないで

あるかのように


ごとごと がたごと

進んでいる


それは 古い汽車


でも、窓から誰かが

楽しそうに微笑んで

こっちを見ている気がした




〈2018/9  マンタ作〉