フィクションエロスブログです☆ご配慮願います☆状況に応じて避妊しましょう☆ 









3.
僕は抱き締めた玲奈の耳元で囁いた
『玲奈 一緒にここから出よう … ふたりがいきたい場所を 同時に願えば きっと ここを抜け出せる … ぼくは ここにくる前 ある歌を聴いていたのを思い出したんだ …』
次の瞬間 目の前 というか頭の中が 真っ暗になって まるで魚がうちあげられたような ビタンビタンという いやな音をきいた …
記憶が高速回転して それが再びゆっくりと速度を落としても めまいのような状態はとまらなかった
はっきりしない意識のままではあるけど どこか別の場所に とばされたんだ というのはわかった…
それに ちかくにだれか…他の誰かがいることも…
『玲奈か…?玲奈であってくれ … 』
ぼくはそう心に念じながら目を開けた
しかし 確かに目をあけたはずなのに あいかわらず真っ暗なままだった
いや… しばらくすると 気配でわかった それにこの独特のにおい…
こどものころによくかいだ場所の …
しばらくすると ようやく目がなれてきたのか ぼんやりと視界がみえてきた
ここは …?
僕は座ったままあたりをみわたすとところどころにすき間があり光が
もれているこれは … 懐かしの …
押し入れの中だ
こどもの頃よくヤなことや悲しいことがあると ふとんの奥にもぐって何時間もないたりしてた記憶がよみがえった
ふとんはないみたいだけど… そうか…上の段に … ここは下段だな …
でも いったいどこの押し入れだろう
ふすまをあけてみようかな… やめようかな…夢なら目覚めたくないしな…
しかし興味に勝てなかった
ぼくはおそるおそるふすまにほんの少しだけすきまを開けてのぞいてみた
薄暗い畳が続いたその先に少しの板の間があり昭和30年代位の一枚扉の白い 今から見たらかなり小さな冷蔵庫が置かれている
右手を見ると隣の部屋とを仕切る硝子戸が開けっぱなしになっていて部屋の奥の片隅には深い色の木製の勉強机がみえる
その前の壁の棚にはいくつかの大型の軍艦のプラスチック模型が並べられ ている
ここは …僕が 幼い頃に住んでいた …
胸の中をこみ上げる衝動が…