よくよく見れば蝉の幼虫だった。
それでカーテンに掴ませておいた。

深夜2時頃。
もうかなり脱皮している。
子供の頃、4時頃羽化し始めた記憶があり、油断していた。

数分後、ブリッジの姿勢から身体を起こし、脱け殻に捕まると、最後の腹の部分を抜いた。

午前4時半、脱け殻に掴まり、翅を伸ばしていた。透明でキレイだ。

8時頃、身体にも色が付き、硬くなり立派なクマゼミの成虫となった。

蝉の成虫の寿命は約1週間。
すぐ外の編み戸に移した。
さあいよいよ夏だ。
追記
セミの成虫の寿命は、以前は飼育の難しさから1週間と言われていたが、昨今の説では1カ月程だそうだ。