前の日記のつづき。


 気をとりなおして、3件目。
かなり金持ちの新築。

今までにみたことのない大型液晶テレビ。
58型 推定100万円 70キロ。

重いけどまだいける。
これが100万の重さ。
こたえたぜ。  



つぎ、ブルジョアな家。
40前の旦那さんの遺影がかざられている。
奥様の話では、子供2人残して去年逝かれたという。
あぁ私、長生きしたいです。
やはり旦那のパワーがないと、重いもの動かせず、
「このテレビ2階に運んでくださる?」って
さらっとおっしゃいますが、

あんた、これうちにあるソニーの32型ブラウン管やん。

液晶よりかなり重いぜ!
腕がぷるぷるしつつ2階へ


そこで奥さんたまげた事を!
「これ映らないから、やっぱりリサイクルに出して下さる? 3150円でしょ?」


おいおい。


でしょ?
じゃなく、最初からそう言ってよ、
罰ゲームじゃねぇか!


そして怪物をもちながら、今度は階段をおりると

もはや腕に感覚なし。


「動け 動け 動いてよ! 今動かなきゃ何にもならないんだ!」とエヴァンゲリオンのシンジ状態。

久々に心の底からキツイと感じたさ。

このツラさ、大学の時の合気道部を思い出す。


さらに主の中○氏、仕事中は鬼だ。「こんな階段の途中でおろせませんよ」、とマヒャドなみの冷たさ。


すでに腕の力ではない。
地球のみんなの元気で運んでいる。
「オラに元気をわけてくれ、頼むマジ死ぬ!」


ガッシャーん、落ちた。












うそ。


九死に一生をゲット、ありがとうみんな。

なんとかこの家にも亀山工場で生産されたテレビをセット!


そして、気が付けばトラックの中は空だ。


へへんだ、俺様にかかればこんなものよ。



と、思いきや
「これから店に戻って、大学寮に入れる洗濯機とか冷蔵庫とか積むから。弁当トラックで食っていいっすよ」


ガーン。


メシ休憩なしかよ。あんた、5時間以上の労働には1時間の休憩を与えないといけないと、国会で青島幸男が言ってたじょ!

それに、あんたが飲んでるジョージア。
つうか、行くたびに、お茶やコーヒー2本ずつもらってたけど、オラには1本もなしかよ。


拝啓、天国のおじいちゃん。
あんまりです。
僕は奴隷ですか?
おじいちゃんが戦った、大東亜戦争は、こんなに厳しかったのですか?



 でも俺、よくがんばった。予定よりも1時間はやく終わらせた。

大学寮の借り上げアパート10部屋に、しこたま洗濯機やレンジやら、クリーナーやら炊飯器やらを搬入したさ…


灰になっちまったよ。


中○氏いわく「この状態で明日引越やると、超筋肉つきますよ」

そりゃあそうだろう。

上等じゃねえか やってやるよ明日!

ユ●ク○の倉庫ドキドキ



【結論】
帰りに娘のゆめちゃんに、ひなあられを買ってあげました。

娘よ。
このひなあられの価値は、重いぞ。きっと。


だが、将来は俺みたいのじゃなく、素敵な男と結婚しろよ。

やべぇ。
これ打ちながら泣きそうだよ。


とにかく、ツラかった。
でも、生きて帰ってこれて、良かった…


シーユー・ネクスト・ステージ