入浴中に溺れて亡くなる人が増加しています。
実は、血圧降下剤を飲んでいる人が多い?
高血圧の薬を飲んでいる人は、特に注意です。風呂で、脳梗塞が多いのです。
血圧が高いから、脳梗塞が起きるのでは、ありません。脳卒中には、3種類あります。
1、脳梗塞、2、脳内出血、3、くも膜下出血ということで、
1、脳梗塞79%、脳内出血17%、くも膜下出血4%です。昔は、切れてなくなる脳溢血が多かったんですが、
現代は脳の血管がつまる脳梗塞が多いのです。
消費者庁によると、家庭内の風呂で溺れて亡くなる人は冬場に多く発生し、2004年から2015年の12年間で4万8000人に上りました。このうち9割が65歳以上の高齢者だということです。
温度の急激な変化などで失神したり、意識障害を起こしたりする恐れがあり、消費者庁は「入浴前に脱衣所や浴室を暖めること」「お湯は41度以下にして、入浴時間は10分を目安に」などの注意喚起をしています。
ということですが、65歳以上の高齢者で、血圧降下剤を飲んでいる人が多いのです。
血圧降下剤の多くが、血管を広げる作用があります。
1999年までは、自分の歳に90足したくらいがちょうどいい最高血圧だと言っていました。
つまり、60歳+90=150、70歳+90=160、80歳+90=170、という具合に
歳が10歳上がることで、血圧も10づつ上がって当たり前。
どうして、少しづつ血圧が上がるのかというと血管の中にコレステロールや、老廃物がたまります。
すると血管が狭くなりますよね。
例えば、庭に水をまくゴムホースを思い浮かべてください。ゴムホースの先をつまむと先まで、
勢いよく水が飛びますが。
離せば、タラタラしか出ませんよね!歳をとって心臓から遠い手の先、足の先、脳細胞の隅々まで
血液を送るのであれば、心臓(心臓は水道ポンプと同じ)が頑張って圧力を高めなければなりません。
だから、血圧が少々高くなるのは、あなたの心臓が頑張っている証拠だったんです。
それを、2000年になってから、日本高血圧学会が基準値を、65歳未満130の85。
65歳以上は140の90ということで、大幅に基準値を下げすぎたからです。
これは、国民の半数以上、65歳以上はほぼ全てに当てはまってもおかしくないのではと思います。
すると検診に行って、高血圧を指摘され、血管を広げる薬、降圧剤をもらって服用。
例えば、160ある血圧が130にすぐ下がります。本来は、最高血圧160あれば脳細胞に
血液が行き渡りますからいいんですが、降圧剤により常に下がりすぎてるんです。
風呂に入れば、血行が良くなりすぎて血液が一時的に皮膚表面に集まってきます。こういう時に
脳梗塞が起きやすいのです。
急に血液が皮膚に集まると、体内の血液の流れも悪くなります。血栓や、老廃物も押し流す事ができずに
脳の血管が詰まってしまうのです。
血圧降下剤で血圧が下がり、あったまったことによりダブルで血圧が下がり、風呂で、溺れて死ぬのです。
昨年、俳優の、平 幹二朗さんも自宅のお風呂でなくなていました。(死因は不明とのこと)もしかして?
血圧が高いから、脳梗塞になるのではなくて下げ過ぎることが問題です。
福島県郡山市で男性1万4451人、女性2万6822人、追跡調査5.6年では、血圧180以上の人が降圧剤を飲めば、飲まない人に比べて
死亡率が5倍に上がる結果が出ています。
降圧剤に頼るより、食事の改善、運動不足の解消、睡眠、ストレスの解消、そして、血管の燃えかすをお掃除して
血管年齢を若返らせることが大事です。