こんにちは、嵐アカデミーの嵐 竜治(あらし りゅうじ)です。
巷に溢れる健康情報。そして、健康食品通販番組、市販で売られる健康食品TVではいいことだけ宣伝して売れれば、なんでもあり。芸能人を使ってのイメージ戦略。
健康食品と薬の飲み合わせが悪いものがたくさんあります。
そんな情報を毎日、一話ずつ書いていこうと思います。
今日は、DHA、EPAです。
DHAの健康食品の歴史は浅いのです。ましてやブームになったのも近年です。
そんな、DHAの健康食品として市場で注目されるようになったのは1989年のことです。
イギリスの研究者が、日本の子どもたちの知能指数が高い理由のひとつを、
魚を食べる食習慣によるものであると発表したことが発端となって、
DHAは世界中から注目されるようになりました。
2004年にはDHAを含むオメガ3系(主にα-リノレン酸)不飽和脂肪酸が血中脂質を低下させ、
冠動脈心疾患の危険性を下げることが、FDA(米国食品医薬品局)によって認められたのというわけです。
アメリカ人は牛肉など動物性の肉の脂肪、いわゆる飽和脂肪酸(牛の体温が人間より4度程高いため温度差で固まる) の取り過ぎによる心疾患が多いため
DHA、EPAの健康食品を広めたい思惑があったと思われる。
●DHAの研究
グリーンランドに住むイヌイットは、動脈硬化や脳梗塞などの生活習慣病、また心筋梗塞などによる死亡率が少ないことがわかり、
イヌイットの食生活に注目が集まりました。
冬の最低気温が約-60℃にもなるグリーンランドでは、野菜の栽培が不可能なため、イヌイットの主食は脂肪分の多いアザラシの肉や魚でした。
1972年、デンマークの研究者がイヌイットの血中脂質をデンマーク人の血中脂質と比較したところ、
デンマーク人よりもイヌイットの血中脂質や血中コレステロール、血中トリグリセリドなどが低く、
冠動脈心疾患などの循環器系疾患の罹患率が低いという結果が報告されました。
デンマーク人の急性心筋梗塞での死亡原因が40%であるのに対して、イヌイットの罹患率は約3%と驚くほどの少なさでした。
その理由として、イヌイットの主食であるアザラシや鯨などにDHAやEPAに不飽和脂肪酸が多く含まれていることが推察されました。
野菜を食べないイヌイットの食生活は、一見、バランスが悪い不健康な食生活であるように思われますが、
イヌイットの食事に多く含まれているDHAやEPAなどの不飽和脂肪酸が、血中脂質を減らし、
冠動脈心疾患などの循環器系疾患を防いでいる可能性があることが報告されました。
そこから、DHAやEPAのさらなる研究が始まり、
1990年、高純度EPAエパデール300が、持田製薬から高脂血症などを適応症とした医薬品として発売されるよになりましたまた。
同年、まぐろやかつおの眼窩脂肪(がんかしぼう)に高濃度のDHAが発見されています。
さて、薬とDHA、EPAの健康食品です。
⚫︎オメガ3系、不飽和脂肪酸が血液の流動性(簡単にいうとサラサラになる)にかかわっているため併用すると出血しやすい。
ワルファリン、アスピリン、クロピドグレル、ジクロフェナク、ヘパリン、ナプロキセン、ダルテパリン
⚫︎血圧降下剤と併用すると血圧が下がり過ぎる可能性があるある。
アムロジン、カプトプリル、ロサルタン、バルサルタン、ジルチアゼム、ヒドロクロロチアジド、フロセミド
その他はイブプロフェン
健康食品は魚から抽出して高濃度にしてあるため薬と併用すると注意が必要です。
しかし、食事で魚をとれば問題はありません。
食事で魚をしっかり食べていれば必要ないものです。そもそもなぜその健康食品を取り入れなければいけないのか食生活、習慣を見直すべきではないでしょうか?
明日は、ウコンです。
がんばる自分に毎日ごほうびを!
嵐アカデミー講演会の会場でまた お会いできるのを楽しみにしています。

