タバコの煙が目に染みる。
朝、幸せの報告を受けた。
だが、それが必ずしも私にとって幸せな報告とは限らない。
約6年もの間、その人のことを想い続けた。どんなに辛く
どんなに切ない時期があっても、そしてどんなに色々な人に
言われ続けても、やはり心から想いつづけた人だったので、
どうしても忘れることができなかった。
だが、年月が経つにつれ、それと同じく覚悟も出来てはいた。
「結婚します」と言われ、「おめでとう」と答えた。
「そっちはどう?」と聞かれ、「君以上の人と出会わない限り
オレは幸せになんねぇ~だろうなぁ」と答える。
言ってはいけない台詞と分かりつつも、本音ってやつを
言ってしまった。せめてそれぐらいは許してもらいたい。
後ほど「なべちゃんにおめでとうといわれてホントうれし
かった」とのメールが。私にはそれが逆に辛く切なかった。
一番言いたくない台詞を一番言いたくない人に言わなくては
いけないことが、こんなに辛いとは・・・。人間が出来ていれば
たやすいことなんだろけど、そんな簡単に言えるほど私は
出来ていない。
だが、やはり心から「おめでとう」と伝えることが、私ができる
精一杯の男気だったし、言うべきことでもあったんだろうな。
後輩から、やめていたタバコを1本もらった。
勝利の葉巻ならカッコよかったが、けじめのタバコにした
かった。禁煙を始めたときに、次に吸うときは1本だけ。しかも
終焉の時に吸うことに決めていた。
久々のタバコは・・・・とても苦かった・・・。
帰り際、カクテルバーへ寄る。
ここに来るとまず最初に一杯はウォッカマティーニと決め
ている。マスターに「いつもより強めでお願いします」とリクエス
トした。
このお店にて、彼女は酔っ払いマティーニをマタニティーって
連呼していたっけ・・・。「ヒロシのぬくもり」というオリジナル
カクテルを飲んでいたっけな~・・・。
思い出したらきりがない。
ちょっと強めのマティーニは、過去の思い出を苦味に変えて
くれていた。
「マスター、おめでたいカクテルってある?」
もう交わることがないだろうけど、私なりに今できる祝福を
しようと思った。
「今のなべちゃんにはピッタリかも」と言いつつ作ってもらっ
たのは「ブラック・レイン」と言うカクテル。シャンパンベース
で、一度飲んだら忘れることができない独特の味をしていた。
ちょうど外は雨上がり。今日という日は、決して忘れることが
ないことだろう。
約6年。
おおげさではなく、一度たりとも忘れたことはなかった。
周りには「もう関係ない」とか「今?知らないなぁ」って言って
たけど、本心は・・・。
30歳を超えた男が言うことじゃないだろうけど、ようやく
私の青春が終ったのかなぁ。一区切りがついたってこと
だろう。
気がつけば、明日は彼女の誕生日。
1日早いが、お誕生日おめでとう。そして今までほんとに
ありがとう。
TELで言えなかったけど・・・お幸せに。
だが、それが必ずしも私にとって幸せな報告とは限らない。
約6年もの間、その人のことを想い続けた。どんなに辛く
どんなに切ない時期があっても、そしてどんなに色々な人に
言われ続けても、やはり心から想いつづけた人だったので、
どうしても忘れることができなかった。
だが、年月が経つにつれ、それと同じく覚悟も出来てはいた。
「結婚します」と言われ、「おめでとう」と答えた。
「そっちはどう?」と聞かれ、「君以上の人と出会わない限り
オレは幸せになんねぇ~だろうなぁ」と答える。
言ってはいけない台詞と分かりつつも、本音ってやつを
言ってしまった。せめてそれぐらいは許してもらいたい。
後ほど「なべちゃんにおめでとうといわれてホントうれし
かった」とのメールが。私にはそれが逆に辛く切なかった。
一番言いたくない台詞を一番言いたくない人に言わなくては
いけないことが、こんなに辛いとは・・・。人間が出来ていれば
たやすいことなんだろけど、そんな簡単に言えるほど私は
出来ていない。
だが、やはり心から「おめでとう」と伝えることが、私ができる
精一杯の男気だったし、言うべきことでもあったんだろうな。
後輩から、やめていたタバコを1本もらった。
勝利の葉巻ならカッコよかったが、けじめのタバコにした
かった。禁煙を始めたときに、次に吸うときは1本だけ。しかも
終焉の時に吸うことに決めていた。
久々のタバコは・・・・とても苦かった・・・。
帰り際、カクテルバーへ寄る。
ここに来るとまず最初に一杯はウォッカマティーニと決め
ている。マスターに「いつもより強めでお願いします」とリクエス
トした。
このお店にて、彼女は酔っ払いマティーニをマタニティーって
連呼していたっけ・・・。「ヒロシのぬくもり」というオリジナル
カクテルを飲んでいたっけな~・・・。
思い出したらきりがない。
ちょっと強めのマティーニは、過去の思い出を苦味に変えて
くれていた。
「マスター、おめでたいカクテルってある?」
もう交わることがないだろうけど、私なりに今できる祝福を
しようと思った。
「今のなべちゃんにはピッタリかも」と言いつつ作ってもらっ
たのは「ブラック・レイン」と言うカクテル。シャンパンベース
で、一度飲んだら忘れることができない独特の味をしていた。
ちょうど外は雨上がり。今日という日は、決して忘れることが
ないことだろう。
約6年。
おおげさではなく、一度たりとも忘れたことはなかった。
周りには「もう関係ない」とか「今?知らないなぁ」って言って
たけど、本心は・・・。
30歳を超えた男が言うことじゃないだろうけど、ようやく
私の青春が終ったのかなぁ。一区切りがついたってこと
だろう。
気がつけば、明日は彼女の誕生日。
1日早いが、お誕生日おめでとう。そして今までほんとに
ありがとう。
TELで言えなかったけど・・・お幸せに。