ご無沙汰してすみません。
実は、「インフルA」から「帯状疱疹」を発症して、のたうち回っておりました。
…ていうのはちとオーバーですが。

1か月前にインフル何十年ぶりに発症しまして、
仕事忙しいやら、腰を打ってのダメージがあってのストレスが、
かなりあってのことだと思われるのですが!!!

先週、左側の肩の下あたりになんか違和感があって…
うーん。初めは痛いというわけでなくて、硬いというか、腫れてるというか、凝ってるというか、押すと痛いというか。
私の場合はですけど
「コリコリに硬くて腫れてる」というのが、正解かな。
肩がものすごく凝ってるなーって感じでした。
確かにここんとこ、ちょっと疲れてましたからねえ。

そして、次の日から、左の肩、背中、胸にかけて、突然赤いぶつぶつ、かゆかゆ、ぽりぽり
場所はね、ちょうど時代劇やお芝居に出てくるいなせなお兄さんが、片
方の肩に手ぬぐいをひょいっとかけてカッコつけるでしょ、ちょうどその手ぬぐいがかかっている場所。

もしかしたらあせもか!
ヒートテック着込んで、汗かいたもんなー
いや、乾燥肌のかゆかゆか!
ちょうど湿度20パーセント台だった時期だし。
乾燥肌のかゆみ用乳液など塗ったりしておりました。
でもね、一向に治らない。
だんだんひろがって来るし。ぼりぼり。

もしや蕁麻疹?
待てよ、なんで左側だけなのかー
と思ったとたんに、肩の奥の方で一瞬ピリリ、チクチクという電気みたいなのが走った…ような気がしました。
もしや帯状疱疹か?
「帯状疱疹」て、神経がやられるので、左右どちらか身体の片側にだけあらわれるというのと、チ
クチクピリピリとした痛みを伴うのが特徴だ、というのは知識として知っていいたので。

朝一で家のすぐ近くにある皮膚科に行きました。

「あのー帯状疱疹じゃないかと思うんですけどー」
と、シャツをめくって首元を見せると、
大きな虫眼鏡みたいのでのぞきこんだお医者さん、開口一番すぐに、
「あ、間違いなく帯状疱疹ですね。」
「よくわかりましたねー、帯状疱疹は早期発見、早期治療が大切なんです。」
と褒められましたよ。

原因は…?
「まず過労」
(ハイ、そうです。疲れてますー働き者ですから…エヘン)
「次に、ストレス」
(ええ、日々もうすっごいストレス!なぜか自慢~)
「それから、加齢」
(・・・・・・)

で、飲み薬と、塗り薬のチューブが出ました。
この飲み薬の値段がエライ高くてね、のけぞりましたよ。
すごくよく効くらしいんだけどさー
一週間分で6000円なんぼか請求されたの。
三割負担で6000円てことは…
「安静にして、薬を必ずきちんと飲んで下さいね。」
「・・・(クスリ高いんですけどー)」

お薬飲み始めて翌日には、赤いぶつぶつの中に粟粒くらいの水ぶくれが出来て、腫れあがった発疹がつながって島のようになりました。
かゆいよーいたいよーえーん
37度台の微熱も出て頭痛もしたりして。
お医者さんに言われた
「過労」「ストレス」「安静」
の三つを、呪文のように口走りながら、なぜか大いばりで寝てました。
「加齢」だけはパスね。

だんながバターン!とか、大きい音で部屋の扉しめただけで、ビリビリビリって電気が走って痛いの。もーー
冷やさないで温めてーと言われたので、湯たぽん2個とカイロ抱えて寝てました。
温めるとなぜかかゆみや痛みが治まります。お風呂も熱めが気持ち良かったです。
この日がピークでしたね。初めてぶつぶつが出てから4日目かな。

次の日。お薬飲んでまる2日。急に良くなりました。薬がきいたかな。
発疹が潰れてきました。
それが最後かさぶたになって落ちて、終わるんだってー
まだ痒いけど、かゆみって気にするとよけい痒くなるので、他の事をしていた方がまぎれていいわってくらいに回復しました。
娘に「ファミレスにでもいこーよ」と誘われ、久しぶりにデニーズでパフェなんか食べちゃったりして。
くだらないおしゃべりをして良い気分転換になりました。
気を使って連れ出してくれたのかな、ありがとう。

帯状疱疹は、昔々子供の頃にかかった水ぼうそうのウィルスが、何十年も体内にじーっと身をひそめていて、
免疫力が低下した時に突然増殖して暴れ出し、神経を攻撃するんだそうです。
神経の痛みだから、電気みたいにチクチクビリビリ痛いんですね。
水ぼうそうなんて、子供の頃にかかったかなあ。記憶ないけど。
このウィルス、一体何十年私の身体の奥にひそんでいたんでしょうか。
なんかこわーい。

あ、今日で一週間くらいですが、もう痛みもほとんどないです。
腫れもひいてきました。まだ痒いけど、ぽりぽり。肩にカイロあてて温めながらこのブログ打ってます。
私のはかなり軽かったんだと思います。
それと、腰の治癒で整形外科から痛みどめをもらって飲んでいたので、それが効いて痛みをあまり感じなかったのかも…ってお医者さんが言ってました。
何より、早くに気がついて皮膚科に行って、抗ウィルス薬(あの高い薬…)を飲み始めたのが良かったのかな。
もっと重症の場合は、神経痛が後遺症として残ってしまい、何ヶ月何年も痛い思いをして大変なんだとかききました。


そうそう。
大人にはまずうつらないけど、水ぼうそうの免疫のない小さな赤ちゃんや子供には、ウツるかもしれないから、抱っこしないようにと言われました。うつる時は水ぼうそうになるんだって。そーか…水ぼうそうウィルスだもんね。なんだか不思議。
そして、今回帯状疱疹になった私は、この先もうかかることはないそうです。

皆さん、突然チクチク、ピリピリ、かゆかゆが身体の半分にきたら、とにかくすぐ皮膚科のお医者さんに行きましょう。この病気、お気をつけ遊ばせー
蕁麻疹と間違えて、手持ちの軟膏なんか塗っちゃいけません。
後遺症の神経痛にならないために、少しでも早く抗ウィルスのお薬をきちんと飲むことが大切だそうです。

というわけで、「帯状疱疹闘病記」なんてタイトルつけましたが、まだ途中で終息はしておりません。
あ、でも、あくまでも私の経過なので、ほかの方も同じというわけではありませんから、あしからず。

もうじき長野市立図書館の早咲きのろとう桜の話題がなんてことになりそうですね!?(^^ゞ