少し前になりますが、私がサザンの隠れて知らなかったこの曲発見しました。
昨日の1日中は耳に♪残っていて、
時季的にシチエーションが合い、しばらく
ナビにウオークマンで聞きそうです。

サザンらしくないといってしまえばそれまでですが、独特のテイストをかもし出しているこの曲!どうみても季節は夏ではないですよね!!?
でも、歌詞で「終わりなき夏の夢をみる」といってるから夏か!!?(笑)
それで、舞台はきっと・・・ブラジルですね!
「カーニバル」「イエマンジャー」「アフォシェ」などブラジルに関連した言葉が使われてますし!ボサノバ調だし。

・・・ブラジルといえば、華やかな曲調が多いんですよね。
この曲に限っては・・・思いっきりブルー!!!
とてもブラジルとは思えないです。
ん~あの華やかなブラジルのイメージはどこに行ってしまったのか。

リオのカーニバルは2月。1人ホテルで泣いている主人公。
『コルゴバードの丘』はブラジルにあるキリスト像が立っている有名な丘。そこからの夕陽は魔性の輝きを放ち、より一層さみしさを募らせます。
魔性の夕陽に魅せられて、なかなか未来への階段がみつからないよう。リオのカーニバルの陽気さとは裏腹に、むなしい心がより浮き彫りにされてしまいます。そこが日本人。ラテンの血が流れてないんだろうな。

きっと華やかさの裏に隠されている「哀しみ」に注目したんですよね!
この曲もいろいろと考えさせてくれるいい楽曲ですね!





「真冬の蜃気楼」

街はカーニバル  
胸躍るよるは
終わりなき夏の夢を見る
請われた指輪も小さな思い出
人恋しさに泣き濡れる

バスを待つターミナル
霧雨のウルカ
最果ての空に誰がいるの?
海鳴りの聞こえるホテルの小部屋で
激しい愛に抱かれたい

コバルバートの丘にたち
茜色の空模様
過去への扉をたたいて生きるの?
今はこうしてこうして
追いすがる
風立つ真冬の蜃気楼

待ちわびたカーニバル
物憂げな夜は
打ち寄せる波が騒いでいる
国際電話が最後のお別れ
詰めたい膝を抱きよせた

イエマンジャーの歌が好き
海に宿る女神の
都会じゃ癒えない旅情音を
静かに聞かせくれ

人はどうしてどうして
今きた旅路をふりむくのだろう?
夢がどうにか どうにか
叶うなら
アフォシエの魔法で逢いましょう
過去の扉を


http://www.youtube.com/watch?v=YNe...