今夜は、皆既月食「地球の影の中に付全体が入り込み、月が輝きを失う現象。」が見られる


ーーーーーーーーーーーーーーはずです。
全国で皆既月食が起きるのは2011年12月10日以来、約3年ぶりだそうです。

18時15分から月が欠けて見える部分月食が始まり、19時25分から20時25分の1時間、皆既月食となり、その後の部分月食は9時35分に終わるそうです。

皆既月食が始まると、それまで月光に邪魔されて見えなかった、たくさんの星々が見えてくるのも楽しみにしていたのですが
あいにく雲がかかかって見えない状態です。

代わりに画像を借りて見てください。

私の前に載せた大好きな「満月」の物語をリメーク!


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「満月」は、好きですか?
何故か神秘的で、見ていて吸い込まれそうです!
満月の夜は血がさわぐ???
今月は20日が満月でしたが、見逃しました!
好きな話があります・・・どうってことない話ですが
・・・時空を超えてく、また好きな北海道が舞台で、
お気に入りの話です。
この作品を知ったのは、同名の映画を先に観たからでした。原作は、20年前の原田康子、朝日新聞連載です。
映画の方の題名は、『満月 MR.MOONLIGHT』
という副題がついたものです。
主演は時任三郎と原田知世でした。
主題歌はビートルズの「MR.MOONLIGHT」をP
RINCESS PRINCESSがカバーしています。
これがなかなか良かったんですよ。
公開は1991年とありますから、もう18年も前になります。
もうそんなに経つのかと、今、感慨を新たにしました(笑)。
時代を超えた、プラトニックなラブストーリーです。
女性の方は、結構気に入るんじゃないかなぁ。
あんまり気に入ったので、ビデオまで買いました。
今でも、時々引っぱり出して観ています。
 
内容は、タイムスリップものです。
…とは言え、SFかというよりは、
ファンタジー色が濃い感じです。
舞台は北海道。高校教師のまり(原田知世)が、
満月の夜、愛犬の散歩途中に豊平川の河川で
武士の格好をした変な男(時任三郎)
と出会うところから始まります。
 その男の名前は、杉坂小弥太重則。
津軽藩の武士だというのです。
 とうてい信じられる話ではありませんが、
こんな妙な男と関わるわけにもいかず、まりは小弥太から逃げます。
小弥太にしてみれば、「こちら」で初めて会った人間です。
彼はなんとかならないかと、彼女を追います。
まりの家は、まりの母方の祖母貞(さだ・映画では加藤治子)
と二人暮らし。小弥太を変質者だから警察へ通報しようとする
まりをよそに、貞は小弥太をあっさりと家へ上げ、
事情を聞き始めるのでした。
 
話によると、寛文10年、エゾの松前藩にコタン
(現代のアイヌ)が反抗したシャクシャインの乱が起き
、それを公にしない
松前藩の動向を探るために、小弥太たち、
津軽藩の武士が密偵としてエゾに潜入したと言います。
 任務は終了し、津軽へ帰ろうとしたところ、
松前藩の役人に追われ、結果、
小弥太は独りエゾに取り残されてしまいました。
それからコタンの地で帰る機会をうかが
うべく、2年の歳月を過ごしますが、
その機会はなかなか訪れようとはしません。
 どうしても津軽に戻りたい小弥太は、
コタンの老婆、フチに一年間だけ帰れるまじないをかけてもらいました。
それは、十五夜の夜、満月の夜にしか効かないおまじないでした。
 ところが、小弥太がたどり着いたのは津軽ではなく、
300年後の札幌だったと言うのです。
 
貞は信じたのか、小弥太を世話をすることにします。
まりは初めは気に入らなかったのですが、彼の過去の話を聞くうちに
少しずつ、小弥太を理解していくようになります。
カルチャーショックの連続で、ひとりで外を歩けない小弥太を世話する
まりの気持ちが、義務から愛情に変わるのもわからないではないでしょう。
 小弥太もまりを愛するようになるのですが、
300年前の過去では、小弥太には妻と子がいるのでした。そして、この
まじないにはタブーがあり、「共寝」をすると、
速攻コタンへ引き戻されてしまうというものでした。
まりと小弥太は、
「そういう形」では愛し合うことは出来ないのです。

 二人がそんな気持ちに気付いて悩みはじめた頃、
まりの知り合いの好奇心から、小弥太の存在がマスコミに知られることに
なってしまいました。それは、彼の持ってきた刀が原因でした。
 結局、刀は取り上げられてしまいます。しかし、
まじないが切れるであろう、次の十五夜がもう近づいてきているのです。
刀がなくては、小弥太は向こうへ戻ってからが丸腰です。
なんとか次の十五夜までに取り戻さなくては…。
 それから、まりと小弥太、貞と理解ある周りの人々との、
刀を取り戻す計画が練られていきます。
 
…と物語は流れていきます。
この先の物語は、ぜひ、ビデオを観るか、
小説を読んで欲しいと思います。なかなか、
素敵なラブストーリーですから。 
映画の方は、時任三郎演じる、
杉坂小弥太重則がとてもいい味出してます。いかにも武士です。
彼は、300年前の武士を
演じている現代人なのに、本当に過去からタイムスリップ
してきたんじゃないかと説得出来るほどの、
現代にそぐわない 違和感を醸し出しているのです。
小説では、どうしても直らない「武士言葉」
がその雰囲気を作り出しています。
 小弥太が仕える、津軽のお殿様役には、
柳葉敏郎が。津軽言葉の殿様がいい感じです。
彼が考案したねぷた祭を、現代で
小弥太が観て感激するくだりや、
まりの現代での恋人、保(映画では石黒賢)が、まりと小弥太を理解し
、協力してくれる
いい人ぶりとか(笑)、現代で自分の家の墓があった寺を訪ね、
過去帳からその後の小弥太がどうなるか、小弥太自身が
知ってしまう衝撃的なくだりとか、本筋を引き立てる小さな物語も、
なかなかよく出来ています。
 それから、貞というおばあちゃんが、いいキャラクターなのです。
賢くて、柔軟性に富んだ考えの持ち主で、
まりを
からかっているようで、実は上手に小弥太をフォローして
やれるように、遠回しに配慮してくれてるような人なのです。
 もし、貞おばあちゃんがもっと若い頃に小弥太が
タイムスリップしてきたら…。と貞おばあちゃんは思っていたかも
しれません。実に、よく小弥太に尽くしてくれるのです。
まりをからかうのは、それが自分ではない嫉妬からなのでしょうか。
 小説の方は、まりの一人称で物語が語られていくので、
まりの切ない気持ちに同調することもあると思いますよ、
女性の方。
そしてそして最後、奥井香の「ミスタ~~ ム~~ンラアァ~~~イ♪」
というのがなんともマッチしてるのがこれまた
いいのもお勧めしておきましょう。映画の方ですけど。
 
そして、もし、どちらかを観ること、
読むことがあったら、観た後、読んだ後に、この詩を読んでみて下さい。
これは、映画のパンフレットに載っていたものなんですが、
その後に読むと、ただ読んだときとは違う、切なさを感じるのではないかな、と。