熱く燃えるような愛が
たった1回のキスという極些細な出来事から始まるように、
戦争という殺戮の極致も尚、極些細な出来事から始まる。
それは、
たった一発の銃弾 Gimme Shelter

ベトナム戦争 酷いもんだぜ。これも偽旗から始まった。
しかし、ベトナム人はアメリカに負けなかった。 敗戦国アメリカ(&韓国)
この曲は、誰もが知る ストーンズの曲であるギミーシェルター
(誰もが知るは、言い過ぎかもしれんが)
数多くのストーンズの曲の中でもひと際,異彩を放つ独特の曲で、
死にかけた魂にも深く突き刺さってくるような、そんな世界的名曲であり、
現代の落ちぶれた日本のアーティスト業界にとっては、
まさに天空の城のような触れる事すら叶わない作品である。
ストーンズを知らない人でも、
この1曲ぐらいは覚えていても損はないだろう。

ベトナム戦争で、木々を枯らす事と人を殺す事を目的として撒かれたこれが枯葉剤
即ちこれが、現在の日本のパン等に含まれる猛毒グリホサートだ。
こんなものをラウンドアップとして堂々と売っているバカな国が日本なのである。
こんなバカ丸出しの国のどこを誇れと言うのか。
ベトナム戦争の真っ只中を全く知らない俺が言うのも何だが、
この曲が生み出された背景が、ベトナム戦争の反戦運動真っ只中ということもあり、
曲の内容も、戦争という、拝金主義者の為だけの殺戮イカサマイベントが
いかにバカバカしいか、という事を、
男女間に芽生える愛と相対的に捉え、絶妙な感覚にて表現しているところは
まさに芸術の域だと、俺はそう感じてしまうが、これは美的文学と言っても過言ではない。
It's just a shot away と It's just a kiss away
たった1発の銃弾 たった1回のキス
この韻を踏んでの絶妙な感覚。
戦争と愛という相反する事象の距離が、
実は全く同じ距離に存在するものだと表現するあたりは、
さすがのミック・ジャガー と キース・リチャーズ の 乙 なところである。
これには恐らく、清少納言もおったまげた事であろう。 御存命であれば。
そして俺は、
I tell you love , sister
この部分が最高に好きかな。
ミックが、男の色気全開で発するsister の発音には参ってしまう。
俺の後輩に、”口だけミック・ジャガー”という、
口の形だけがミック・ジャガーの口の形にそっくりな男がいたが、
その男に、「声もミック・ジャガーなら会社でも人気者になるな。」と言ったら、
「声もミック・ジャガーなら、僕は今、こんな会社にはいないよ。」と言った。
「そりゃそうだな、ごもっともだ。
もう一歩で大富豪になれたのにな。 残念だな。」
俺がストーンズを聴き始めたのは中学生の頃で、
その頃は、翻訳機なる,ドラえもんの未来の道具のような便利な物など存在せず、
もちろん、タッチだけで検索可能なインターネットという世界すら存在しなかったわけだから、
中学生の俺には、その英語の歌詞の意味があまりよく理解出来なかった。
辞書を片手に、デキる男のフリをして翻訳に励むという姑息な手段はあったが、
俺も日々、あんな事とか、こんな事とかで、思春期が故にいろいろ忙しかったからな、
そんな姑息な手段を披露している暇など微塵もなかったのだ。
何せ、某部室を覗くと、タバコなんてかわいいもの、
そこでボンドを吸ってラリってる女もいたぐらいだからな、
俺にとってはたまったもんじゃねー思春期時代にペダルは大回転さ。
だから、学校で、その辺を暇そうにウロウロしている英語の教師をとっ捕まえて、
「先生、これ翻訳してくんないかなあ。」と、思いっきり上から頼むわけです。
すると先生は、「なんだとコノヤロー!偉そうに!」と、軽く荒げた口調で俺に対抗してくるが、
生徒に存在意義を認めてもらったのがそんなに嬉しいのか、
瞳をはじめ、体全体で喜びを表現しているのが手に取るようにわかるところなど、
まさにお茶目が歩いているような先生であった。
そしてその先生は、ストーンズの歌詞を手にすると、
なんだこのバンドは のような曇った表情を浮かべていたが故に少し突っ込んでみた。
先生、ストーンズ知らんの?
ストーンズ?そんなの知らんよ
あっそう (心の中で、 ダメだこりゃ と思うておる。)
すると何か自慢げに、
ストーンズは知らんけど、ビートルズは知ってるぞ! と。
ビートルズぐらいみんな知ってるでしょ。(自慢するこっちゃねーわ。)
この前も体育館で イエスタデイ が流れとったやん。
いっつも昼休みに体育館でビートルズの曲 流しよるやん。(あの放送部が)
知らんほうがおかしいでしょ。
ううう・・・・・・・・・・
じゃあなに、先生って、リッケンバッカーとか好きなん?
ん? ジョン・レノンは知ってるけど、
リッケンバッカーって誰ね? あのドラムの人かな?
そうだろ!当たりだろ!
当たっとらんから。
リッケンバッカーって人じゃないさ。 (一応、人の名だけどね、ここではそういう話じゃない)
もういいよ。疲れる。 ( この日2度目のダメだこりゃ )
そっ、そんな冷たい言い方するなよ・・・・・ 涙
ま、こうやっていろいろなやり取りがあったが、最終的には、
「仕方ないなー、翻訳しといてやるよ。」と、
嬉しそうに捨てゼリフを吐いてにあっちへ去って行った先生であった。
先生がもし、犬だったなら、シッポ振りまくっとっただろうな。
こうやって無事に翻訳を頼む事が出来た。
しかし相手はストーンズすら知らない普通の英語の教師、
普通の英語の教師にとっては、英語の歌詞の翻訳など究極に難しいらしく、
返ってきた翻訳結果のあまりにも幼稚な内容に、ダサすぎだろ と、
酷く落胆した古き良きあの頃が走馬灯のように俺の脳裏を無邪気に駆け巡る。
どう翻訳すれば、ここまで詩がダサくなるのか、その先生の頭の回路を見てみたい。
世界のミックやキースが、こんなダッサい歌詞を書くわけがないだろが。
もう、普通に直訳しとるだけだからね。
手抜きか それともそれが、
あらん限りの己の力なのか。
この教師っちゅうものは、教員免許はあるのかもしれんが、
何せ洗練された大人としての大事極まりないセンスが全くない。
履いてる靴からして みっともなかったからな。
もう中学生ぐらいなら、ちゃんとファッションは見てる。
努力ではどうにもならないのが センス
こればっかりは本当に、努力してもどうにもならない。
しかし俺は、その英語の教師の、
そういうセンスなき姿にちょっとだけ好意を寄せていたかもしれない。
ポンコツでも、何か、生徒の為に頑張ってるその姿勢というものは、
ちゃんと生徒のハートには響いていると思う。
どっちかと言えば、
響かない優等生よりも響くポンコツがいいだろうな。
今のご時世は、響かないポンコツが多いんだろうなという事ぐらいは、
考えるまでもなく想像出来てしまうのが恐ろしい。
んで、無料で翻訳してもらっておきながら、その相手をポンコツ呼ばわりとは、
俺のこの罪は、死に値するかもな。 まー、それならばそれでもいいだろう。
とっくに時効だが。
ギミーシェルターの歌詞の翻訳に至っては、
英語の本場のイギリス人ですら、解釈が非常に難しいようで、
あ、それならば、あの英語の教師は、あながちポンコツでもなかったのかも
と、今さらながら擁護する姿勢を見せてはいる俺ではあるが、
やはり、歌詞の翻訳は、どんな翻訳家がやっても極めて難しいようだな。
であるから、翻訳は十人十色、百人百色あって、
どれが正しく、どれが間違っている という判断は下せないが、
それでもやはり、ストーンズという世界屈指のロックバンドの中に君臨する
ミック・ジャガー と キース・リチャーズ に対し敬意を払った
失礼のないような翻訳内容でなければ、その翻訳と言う労働全てが水の泡になってしまう。
と同時に、その翻訳された作品(楽曲)そのものの価値すら危ぶまれる。
そういう意味に於いて、
あの英語の教師は、そのセンスのなさにてストーンズの楽曲そのものの価値を貶めた
という点では、確実に有罪であろう。(禁錮10年だな)
しかしもう、時効であるがな。
その後、
どれぐらい月日が流れたんだろうか、中学生の頃はお粗末だった俺の脳も、
あの頃よりもだいぶマシになったであろうと感じたある時期に、
もう一度、このギミーシェルターの翻訳に挑戦してみた。
そして近頃、再度深い考察を加えてみた。
翻訳って、難しいけど、おもしろい。
Oh, a storm is threat'ning
My very life today
If I don't get some shelter
Oh yeah, I'm gonna fade away
War, children, it's just a shot away
It's just a shot away
War, children, it's just a shot away
It's just a shot away
children という単語があるが、
これは普通 子供たち と訳されると思うが、
この場合は、子供たち限定ではなく、
子供たちを含むみんな という意味。
で、 it は、War (戦争)の事を指しているわけだから、
children は 単なる呼びかけみたいなもの。
なあ,みんな、戦争ってもんはよ、 って感じ。
だから War,children, it's just a shot away ~ It's just a shot away
は、
なあ、みんな、戦争ってもんはよ、
たった1発の銃弾から始まっちまうんだぜ。
たった1発だぜ、
たったそんだけのきっかけで簡単に始まっちまうんだぜ。
そんなのバカバカしいじゃねーか。
っちゅう感じかな。
OOh, see the fire is sweepin'
Our very street today
Burns like a red coat carpet
Mad bull lost your way
このあたりはなんか、
俺たちの街が炎に焼き尽くされ、
街全体が赤い絨毯みたいになっている
行き場を失った狂った雄牛
って感じかな。
この Mad bull lost your way の
bull ってのは、雄牛だから
恐らく、軍人の事を指しているんじゃないかと思うが、
その軍人が 遂に人の道を外れてしまった という事なんではないだろうか。
故に Mad bull と。 狂った雄牛 = 狂った軍人
War, children, it's just a shot away
It's just a shot away
War, children, it's just a shot away
It's just a shot away, hey, yeah
Rape, murder It's just a shot away
It's just a shot away
Rape, murder It's just a shot away
It's just a shot away
Rape, murder It's just a shot away
It's just a shot away
レイプや殺人も
たった1発の些細な事から起こる
何でもそう、
ちょっとしたきっかけが事を大きくする
始まりはいつも ちょっとした事。
だからこそ、自衛隊の中東派遣を危惧している。
何を一番危惧しているかと言うと、
それは、自衛隊が 偽旗攻撃の的になる という事だ。
ベトナム戦争の時もそうだろ? それだけじゃない、戦争は何でもそうだ。
きっかけは何でもいいんだ。 例えそれが 嘘 であっても。
Mmm, the flood is threat'ning
My very life today
Gimme, Gimme shelter
Or I'm gonna fade away
War, children, it's just a shot away
It's just a shot away
It's just a shot away
It's just a shot away
It's just a shot away
やっぱね、ギミーシェルターの核は
ここから下の部分なんだよね。
I tell you love, sister, it's just a kiss away...
It's just a kiss away
It's just a kiss away
It's just a kiss away kiss away kiss away
sister は、だいたいの翻訳家の人は
姉妹 とか、妹 って訳してんだけど、(それか完全無視するか)
いやいや、それだと流れがおかしいでしょ?
これ、妹じゃなくて シスター だろうと思う。
シスターってのは、修道女とか、あとは、
平和の象徴的な存在? ま、そんなもんでしょ。
ミックが歌う時もさ、この sister ってのは、
しっかり発音してインパクト与えてるわけで、
それを翻訳で 完全無視 するって、俺には考えられない。
どうかしてるぜ。
そしてこの赤字の It が、いったい何を指しているのか、
love なのか、War なのか、
これが難しいところなんだが、
これが仮に loveだけ ならば、
上と下で完全に話が切れてしまい関連性がなくなってしまうから、
やはりこの It は、love にも War にも関連しているはず。
話を sister に戻せば、
なあそうだろ?シスター みたいな、
シスターへの問いかけ?
戦争と愛ってのは紙一重だよな?そうだろ?シスター
たった1回のキスで始まる愛もあれば
たった1回の発砲で始まる戦争もある。
戦争も、1回のキスから始まる愛も似たようなもの。(これで It の関連性が生きてくる)
どっちもたった1回から始まるんなら、
発砲なんてバカらしい事はやめて1回のキスにしようぜ、なあそうだろ?シスター
愛はキスするだけ 簡単なこと
キス1発で戦争なんておさらばさ
簡単なことだろ、なあシスター
俺は恐らく、
こういう事をこのギミーシェルターに込めているんじゃないかと思っている。
ただ、この俺の訳、
これが正しいのかどうかは、ミックとキース以外にはわからないが、
俺の中で、ミックとキースを含めた The Rolling Stones に対し、
最高の敬意を込めているのは嘘偽りない事である。
そして曲名の ギミーシェルター だが、
これは Give me shelter の事で、実は Shelter ってのが
シスターの隠語 になってんじゃないかと、俺はそう考えるんだよね、ロック的に。
違うかもしれんけど。
もし、シスターの隠語になっていれば、さすがミック&キースと思うしね。
ギミーシェルター自体が、直訳すれば
避難したい みたいな、避難させてくれ とか、
そういう、要するに、避難場所を探してるわけだろ?
これってさ、世界TOPクラスのロッカーとしてどうよ?
逃げたい逃げたいって言う?
それだとやっぱ、かっこ悪いじゃん?
だからこそ、シスターの隠語ではないかと、そう思うわけよ。
Gimme Sister
突き詰めるところ、平和を守れるのはあなたなんだよ、シスター
誰か英語に詳しい人がいたら教えて欲しいよ。
厳しく。
しばいてもいい。
いや、しばきは遠慮しとこ。
虜になったら困るから。
ま、色々と謎多きギミーシェルターだけど、
このベトナム反戦を掲げた曲を歌うストーンズの地元ロンドンこそが
戦争犯罪の中心である事が一番の皮肉であるな。(もちろんロンドンだけではないが)
ストーンズがロンドン故に
故意的にそういう曲を作らされているのかもしれないが。

戦争には大義名分なんてものはこれっぽっちもない
と言う事をみんなが理解しない限り、
次の大戦の勃発の可能性は大いにある。